2020.12.18
スタッフブログ【現在、妊娠8ヶ月。腰痛知らずのマタニティLIFEをエンジョイ!!】
来月1月に出産を控えているKさんは
現在2人を妊娠中。

一人目を出産後、慣れない子育てのせいでか
ギックリ腰になってしまったそう(T_T)
二人目の妊娠がわかり
とても嬉しい気持ちになったのと同時に
一人目の妊娠中や産後に起きた色々な不調が蘇り
不安な持ちに陥ってしまいました。
二人目妊娠初期には、つわりがひどく
11週の時に1週間、15週の時には3週間と
2度も入院されていたそうです。
初めて来院された時は5ヶ月に入ったところで
まだお腹もそんなに大きくなく
気持ちふっくらしてるかなぁという程度でした。
それでも、腰のハリや肩こりをだんだん強く感じるようになり
またギックリ腰になってしまったらどうしようと
不安が増し、なんとか予防したいと施術に来られました。
お話を伺っていくと、その他にも
足のむくみや胸やけ・胃もたれ
便秘・睡眠障害など妊娠中に起こりやすい
色々な症状に見舞われていることもわかりました。
妊娠中の腰痛の原因って?なぜ起こるの?
出産までに、ママの体はお腹の赤ちゃんの成長とともに
大きく変化し、色々な症状が現れます。
その中のひとつ、腰痛はお腹が目立つ中期から起こることが多く、
妊娠後期には多くの妊婦さんが悩むようになります。
腰痛の主な原因をみていきましょう。
■反り腰の姿勢

赤ちゃんが成長するにつれお腹がせり出し、
妊婦さんの体重も増加します。
体の重心が前にかかるため、バランスを取ろうと、
どうしても上半身を反らした姿勢で
立ったり、座ったりするようになります。
それが原因で腰椎や骨盤の関節を支える筋肉に負荷がかかり、
背中が張りを感じたり、腰痛になることがあります。
妊娠後期には子宮の一番上の部分が、みぞおちあたりまで上がってきます。
子宮が大きくなるにつれ、腹筋が弱まり、骨盤を支える体幹の筋肉が
引き伸ばされ、うまく使えないくなることで腰痛を引き起こてしまいます。
■ホルモンの作用
妊娠するとリラキシンという女性ホルモンが分泌されます。
リラキシンには、出産時骨盤内を通って産まれて来る
赤ちゃんが狭い骨盤をスムーズに通れるよう
骨盤の関節や靱帯を柔らかくする作用があります。
そのため、だんだん大きくなるお腹を支える力が弱くなり
腰に負担がかかってしまいます。
■心理的・精神的な不安
ママは妊娠した喜びと同時に
「お腹の赤ちゃんは順調に育ってるかしら?」
「無事、出産できるかしら?」
「産まれたら、ちゃんと子育てできるかしら?」
と言った不安はつきもの。
このような心理的・精神的なストレスが
強くなりすぎると自律神経が乱れてしまいます。
それによって内臓の働きを悪くしてしまいます。
特に胃腸に悪影響を与えると、胃の裏側にある神経に伝わって
痛みを引き起こし、酷いと腰まで広がってしまったり、
また腎臓の働きが低下することも腰痛を引き起こしてしまいます。
妊娠中の腰痛を予防・緩和するには?
日常の姿勢や動作に気を配ることが大切です。
無意識にお腹を突き出して、腰を反った姿勢になりがちです。
■正しい姿勢を心がける
立っている時は、なるべく方の力を抜き、軽くあごを引いて
背筋と膝を伸ばすようにします。
体重が足裏全体にかかるように意識し、下腹部とお尻に軽く力を入れ、
足首、腰、肩、耳のラインが一直線になるようすると良いですね。
■起き上がるときは両手で支えながら

起床時など、横になっていた姿勢から起き上がる時は、
横向きになって両手で体を支えながら、
ゆっくり起きましょう。
■適度な運動を行う

痛みがある時に無理に動くのは禁物ですが
予防や軽い痛みの緩和には適度な運動が効果的です。
無理のない範囲で体を動かし、心と体をリラックスさせましょう。
適度な運動は腰痛予防だけでなく、出産に必要な体力の維持、
急激な体重増加を抑える効果もあり、便秘や肩こりなどの
解消にも役立ちます。
■入浴は、シャワーですませず湯船に浸かる

大きなお腹を支える為に、腰回りや背中の筋肉には
大きな負荷がかかって凝り固まっています。
その筋肉をほぐしてあげるには温めてあげるためには
入浴が簡単です。
筋肉がほぐれ、腰痛も緩和に役立ちます。
■骨盤ベルトなどで腰をキープ!

腰回りを安定させるのに効果のある「骨盤ベルト」を
使用するのも効果的です。
昔は、「さらし」を使っていましたが、
今はマジックテープ式のものや、ガードルタイプの
使いやすい物が多くあるので、自分に合ったものを
選ぶと良いでしょう。
産後まで腰痛に悩まないために
「妊娠してお腹が大きくなったから腰痛になるのは仕方ない」
と痛みを我慢していませんか?
当サロンでは、
妊娠によるストレスなどで乱れがちな自律神経を整え
ホルモンバランスを改善し、
妊娠中の内臓疲労を緩和させることにより
腰痛だけでなく、妊娠中に起こりうる症状に
対処できる身体にしていていく根本治療を行っています。
妊娠中期から通ってくださったKさんは現在、妊娠8ヶ月。
初めて来院された時に悩んでいた腰痛や背中の張りは
8ヶ月の今はほとんど気にならなくなり、
楽しくマタニティライフを送られています。
妊娠中から正しくケアすることで腰痛も予防や緩和することができます。
妊娠中という限られた期間、体型が変化しても
健康な毎日を送りたいですもんね。
妊娠中の腰痛など、その他の症状でお悩みの方も
是非、お気軽にご相談ください。