2026.05.14
アトピーめまい、歯痛、酒さ。バラバラに見える不調の"意外な共通点" ——平衡感覚・前庭神経・三叉神経で見る、顔の神経ネットワーク②—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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めまい、歯痛、酒さ。バラバラに見える不調の"意外な共通点"
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
——平衡感覚・前庭神経・三叉神経で見る、顔の神経ネットワーク②——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「めまいで耳鼻科に行ったら、耳には異常なし」
「顎関節症で歯科に行ったら、噛み合わせも異常なし」
「歯が痛くて歯医者に行ったら、虫歯はないと言われた」
「頭鳴り・耳鳴りも、原因がはっきりしない」
「副鼻腔炎が、なぜか繰り返す」
——心当たりがある方へ。
それぞれの科で「原因不明」と言われた症状が、
体の中では、ひとつの場所で繋がっているかもしれません。
その「ひとつの場所」が——
【平衡感覚を司る、三半規管・前庭神経】
です。
前回の【顔の神経ネットワーク①】では、
耳・目・鼻・顔の神経が、
脳幹で1チームで動いている話をしました。
今回はその中で——
特に「めまい・ふらつき」の主役になる、
平衡感覚のシステムを掘り下げます。
知っておくと、
「色んな症状がセットで来る理由」が、
腑に落ちるはずです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平衡感覚は、耳の奥で生まれている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まず、平衡感覚の仕組みから。
平衡感覚——
「体がどう傾いているか」
「頭がどう動いたか」
「重力に対して、自分はどう立っているか」
これを感じ取っているのは、
耳の奥にある【内耳】です。
内耳には、
平衡感覚専門の2つの器官があります。
【①三半規管】
3本の半円形のチューブ。
中にリンパ液が入っていて、
頭が回転すると、その液が揺れる。
その揺れを感知して、
「頭が回転した」と脳に伝える。
【②前庭(耳石器)】
頭の傾きや、加速・重力を感じ取るセンサー。
エレベーターで「上がった」「下がった」を感じるのは、ここ。
横になった、立ち上がった、を感じるのも、ここ。
そして、これらの情報を脳に送るのが——
【前庭神経】
第8脳神経の一部で、
平衡感覚専用の高速道路です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここが乱れると、めまい・ふらつきだけでは済まない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここからが大事な話。
平衡感覚のシステムが過敏になる、または乱れると——
めまい・ふらつきだけでは、終わりません。
驚くほど広い範囲に、症状が連動して出てきます。
【①めまい・ふらつき・首の痛み】
平衡感覚が乱れると、
体は「自分の位置」を必死で確認しようとします。
その時、首の筋肉が常に緊張する。
頭を支えながら、ずっと微調整し続けるからです。
→ 慢性的な首の痛み・肩の張り
→ 首を動かすたびにフワッとする
【②原因がはっきりしない顎の違和感】
ここが、知られていない繋がり。
平衡感覚を司る前庭神経は、
脳幹で三叉神経系のすぐ近くに位置しています。
前庭神経まわりが過敏になると——
脳幹で近くにある三叉神経系にも、
影響が広がることがあります。
その結果、
噛む筋肉(咬筋・側頭筋)や側頭部が緊張しやすくなり、
顎の違和感や痛みとして出る方もいます。
「噛み合わせも、虫歯もないのに、顎が気になる」
そういう方の体には、
平衡感覚の揺らぎが背景にあるケースも見られます。
【③頭鳴り・耳鳴り】
内耳神経の中で、
前庭神経(平衡感覚)と、
蝸牛神経(聴覚)は、
すぐ隣を走っています。
前庭神経が過敏になると、
蝸牛神経も連動して過敏になる。
→ 耳鳴り(キーン・ジー)
→ 頭鳴り(頭の中で音が鳴る感覚)
「めまいの日に、耳鳴りも強くなる」
これは、神経が文字通り、隣で繋がっているからです。
【④鼻まわり・副鼻腔まわりの違和感】
副鼻腔(おでこ・頬骨・目の周りの空洞)の感覚は、
三叉神経が担っています。
鼻まわり・副鼻腔まわりの神経にも影響が広がると、
鼻づまり、頬の重さ、目の奥の違和感として出る方もいます。
「アレルギー検査も陰性なのに、鼻まわりがすっきりしない」
そういう方は、
めまい・頭の重さと、鼻まわりの不調がセットで出ていることも多く、
神経ネットワークの視点で見る価値があります。
【⑤原因不明の歯の痛み】
これも知られていない繋がり。
歯の感覚は、三叉神経の枝が担当しています。
三叉神経が過敏になると、
虫歯がなくても、
歯がズキズキ痛むことがあります。
「歯医者で異常なし、でも痛む」
→ 平衡感覚 → 三叉神経 → 歯の神経の過敏、
このルートが起きている可能性があります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平衡感覚は「眼の動き」とも繋がっている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで、もう一つ大事な話。
平衡感覚は——
【眼の動きと、直接つながっている】
これを【前庭眼反射】と言います。
普段、私たちが歩きながら看板を見ても、
景色がブレずに見えるのは、
頭の動きに合わせて、
眼が無意識に逆方向へ細かく動いてくれているからです。
これを担っているのが——
前庭神経 → 動眼神経 → 眼の筋肉
このルートです。
平衡感覚が乱れると、
このルートも乱れて——
→ 文字を読むと気持ち悪くなる
→ スマホを見るとめまいがする
→ スーパーで棚を見ていると気分が悪くなる
→ 動くものを目で追うとふらつく
こういった症状が出てきます。
【眼の使いすぎが、平衡感覚を乱す逆ルートもある】
逆も成り立ちます。
スマホ・パソコン・デスクワークで眼を酷使すると、
動眼神経が疲労する。
→ 前庭神経との連携が乱れる
→ めまい・ふらつきが出やすくなる
現代人にめまいが増えているのは、
ここも一因と考えられます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
顔の赤み・ピリピリ・敏感肌が、同じ時期に強くなる方へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここはちょっと、踏み込んだ話です。
顔の赤み、ほてり、ピリピリ感、
敏感肌のような反応が、
めまい・ふらつき・眼精疲労と同じ時期に、
強くなる方もいます。
「めまいの時期と、肌荒れの時期が、いつも重なる」
「ふらつく日に、顔も赤くなる」
そう感じる方は、
少なくありません。
酒さ、赤ら顔、ニキビ、顔のアトピー——
こういった悩みを抱えている方は、
皮膚だけでなく、
三叉神経まわりの過敏さも一緒に見ていく必要があります。
15年以上、慢性不調とアトピーの方を診てきて、
「肌だけ」「めまいだけ」を追っていても、
並行している不調が、なかなか落ち着かない——
そういうケースを、何度も見てきました。
体全体のネットワークから見直す視点が、
ここでも大切になります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
転倒予防は、筋トレより「三半規管のトレーニング」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここからは、
高齢のご家族がいる方にも、
ぜひ知っておいてほしい話です。
「歳をとると、転びやすくなる」
——これに対して、
世間では「脚の筋肉を鍛えましょう」と言われがちです。
筋トレは、もちろん大事。
否定しません。
ただ——
【脚の筋肉だけ鍛えても、転倒は防ぎにくい】
というのが、現場で感じることです。
なぜか。
転倒には、
脚の筋力だけでなく、
三半規管・前庭神経による「体の傾きを感じ取る力」も、
大きく関わります。
体の傾きを感じ取る力が落ちると——
・段差を踏み外す
・バランスを崩した時に立て直せない
・夜中、トイレに立った時にふらつく
筋肉ではなく、
【センサーそのものが鈍っている】
ということです。
【三半規管・前庭神経は、鍛えられる】
ここが希望です。
平衡感覚のシステムは、
刺激を与え続けると、
機能を取り戻していきます。
・首をゆっくり回す
・目を閉じて片足立ち
・頭を動かしながら遠くを見る
・寝返り・起き上がりの動作を、ゆっくり
——こういった「日常の動き」が、
そのまま三半規管のトレーニングになります。
筋トレと並行して、
【三半規管・前庭神経を使い続ける生活】
を取り入れることが、
転倒予防の本質です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
朝起きられない子ども(起立性調節障害)も、視野に入れたい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もう一つ、
知っておいてほしい話。
【起立性調節障害(OD)】
朝、起きられない。
立ち上がるとめまい・吐き気・頭痛。
午前中は動けない。
——思春期前後の子どもに多い、つらい症状です。
起立性調節障害は、
血圧・血流・自律神経の調整が関わるため、
必ず医療機関での診断と相談が大切です。
そのうえで、現場では——
立ち上がった時のふらつきや気持ち悪さに、
平衡感覚のシステムが関わっているように見えるケースもあります。
寝た状態から立った状態への、姿勢の変化。
これを、体は前庭神経で感じ取り、
血圧・血流・自律神経を一気に調整します。
ここがうまく動かないと、
立ち上がるたびに、
体が「迷子」になりやすい。
子どものODに対して、
「気合の問題」ではなく、
平衡感覚と自律神経のシステムも含めて、
体全体を整える視点を持つことが、
医療と並行してできるアプローチの一つになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本山整体サロンが、平衡感覚の乱れで見ているポイント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名古屋・名東区、千種区本山で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
平衡感覚が乱れている方の体には、
共通する「固まり」と「ズレ」があります。
【後頭部・首の付け根がガチガチ】
ここは、前庭神経の通り道のすぐ近く。
固まると、平衡感覚そのものが揺らぎやすくなります。
【上部頸椎(首の上の方)のズレ】
頭の重さを支える要の場所。
ここがズレると、頭の位置情報が脳に正しく伝わりません。
【顎関節・側頭部の緊張】
三叉神経の過敏と連動。
噛み締めが強い方は、ここが固まっています。
【眼まわりの緊張】
眼の動きを担う筋肉が硬いと、
前庭眼反射の連携が乱れます。
【横隔膜・呼吸の浅さ】
副交感神経が深く働けず、
平衡感覚のシステム全体が興奮モードから抜けにくい。
【骨盤と背骨の歪み】
土台が崩れると、頭の位置もズレ、
平衡感覚が常に「補正モード」で疲れ続けます。
【内臓と腸の状態】
腸の状態は、神経全体の過敏さに直結します。
これらを組み合わせて、
【平衡感覚のシステムが、休まる体】
を、一緒に整えていきます。
「めまいだけ」「顎だけ」を狙うのではなく、
平衡感覚を含めた体全体を整える視点。
ここが、大切にしているポイントです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体の土台を整える中でいただく声
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
通い始めて数回経つと、
こんな声を、いただくことがあります。
「気圧の低い日に、フワフワしにくくなった」
「朝、起き上がる時のクラッとが減った気がする」
「顎の違和感と頭の重さが、両方落ち着いてきた」
「耳鳴りが、気にならない時間が増えた」
「鼻まわりのすっきりしない感じが、減ってきた」
「肌の赤みも、前ほど強く出にくくなった気がする」
※変化には個人差がありますが、体の土台が整ってくる中で、このような声をいただくことがあります。
これは、
各症状を「個別に」追ったわけではありません。
平衡感覚のシステムが休まりやすい体の土台を整えていく中で、
このような変化を感じる方もいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まとめ——「原因不明」と言われた方ほど、ここを見てほしい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
めまい。
ふらつき。
首の痛み。
原因不明の顎関節症。
頭鳴り・耳鳴り。
副鼻腔の問題。
歯の痛み。
顔の赤み・ニキビ・顔のアトピー。
——これらは、
別々に起きているわけではありません。
平衡感覚を中心とした、
ひとつの神経ネットワークの過敏が、
別の場所から、別の症状として、
出ているだけかもしれません。
そして、
この平衡感覚のシステムは、
整えていける領域です。
名古屋・名東区、千種区本山で、
15年以上、慢性不調とアトピーの方を診てきて——
「色んな科で原因不明と言われた方」が、
落ち着いていく姿を、何度も見てきました。
その共通点は、
「症状を別々に追わず、平衡感覚のシステムも含めて整える視点」
を、選んだ方々です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回予告——【顔の神経ネットワーク③】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シリーズ最終回は、
【三叉神経】を主役にした話です。
・酒さ・赤ら顔の本当の正体
・顔の敏感肌・ピリピリの仕組み
・顔のアトピーとの繋がり
・三叉神経が過敏になる根本原因
ここを深掘りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
めまい・ふらつき・顎の違和感・顔の赤みがセットで気になる方は、
LINEで「めまい」と送ってください。
神経ネットワークと体の土台について、簡単な現状チェックをお送りします。
まずセルフケアから始めたい方はnoteに詳しい情報をまとめています。
https://note.com/super_willet8033/n/n32babe5a03f6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトピーの不安が少しずつ軽くなると、
日常の選択肢は変わっていきます。
服を選ぶとき。
人に会うとき。
外食するとき。
鏡を見るとき。
夜、眠るとき。
肌や体の不安が減っていくと、
生活そのものが変わっていきます。
本山整体サロンでは、
アトピーが出にくい体の土台を整えていくために、
「アトピー整体」を提案させていただいています。
皮膚だけでなく、
腸、粘膜、自律神経、リンパ、免疫のつながりから
体質を見直していきたい方は、一度ご相談ください。
愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
本山整体サロン
#名古屋整体 #本山整体 #本山駅整体 #千種区整体 #アトピー #めまい #ふらつき #顎関節症 #耳鳴り #頭鳴り #副鼻腔 #酒さ #起立性調節障害 #転倒予防 #三半規管 #前庭神経 #自律神経 #体質改善
めまい、歯痛、酒さ。バラバラに見える不調の"意外な共通点"
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——平衡感覚・前庭神経・三叉神経で見る、顔の神経ネットワーク②——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「めまいで耳鼻科に行ったら、耳には異常なし」
「顎関節症で歯科に行ったら、噛み合わせも異常なし」
「歯が痛くて歯医者に行ったら、虫歯はないと言われた」
「頭鳴り・耳鳴りも、原因がはっきりしない」
「副鼻腔炎が、なぜか繰り返す」
——心当たりがある方へ。
それぞれの科で「原因不明」と言われた症状が、
体の中では、ひとつの場所で繋がっているかもしれません。
その「ひとつの場所」が——
【平衡感覚を司る、三半規管・前庭神経】
です。
前回の【顔の神経ネットワーク①】では、
耳・目・鼻・顔の神経が、
脳幹で1チームで動いている話をしました。
今回はその中で——
特に「めまい・ふらつき」の主役になる、
平衡感覚のシステムを掘り下げます。
知っておくと、
「色んな症状がセットで来る理由」が、
腑に落ちるはずです。
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平衡感覚は、耳の奥で生まれている
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まず、平衡感覚の仕組みから。
平衡感覚——
「体がどう傾いているか」
「頭がどう動いたか」
「重力に対して、自分はどう立っているか」
これを感じ取っているのは、
耳の奥にある【内耳】です。
内耳には、
平衡感覚専門の2つの器官があります。
【①三半規管】
3本の半円形のチューブ。
中にリンパ液が入っていて、
頭が回転すると、その液が揺れる。
その揺れを感知して、
「頭が回転した」と脳に伝える。
【②前庭(耳石器)】
頭の傾きや、加速・重力を感じ取るセンサー。
エレベーターで「上がった」「下がった」を感じるのは、ここ。
横になった、立ち上がった、を感じるのも、ここ。
そして、これらの情報を脳に送るのが——
【前庭神経】
第8脳神経の一部で、
平衡感覚専用の高速道路です。
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ここが乱れると、めまい・ふらつきだけでは済まない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここからが大事な話。
平衡感覚のシステムが過敏になる、または乱れると——
めまい・ふらつきだけでは、終わりません。
驚くほど広い範囲に、症状が連動して出てきます。
【①めまい・ふらつき・首の痛み】
平衡感覚が乱れると、
体は「自分の位置」を必死で確認しようとします。
その時、首の筋肉が常に緊張する。
頭を支えながら、ずっと微調整し続けるからです。
→ 慢性的な首の痛み・肩の張り
→ 首を動かすたびにフワッとする
【②原因がはっきりしない顎の違和感】
ここが、知られていない繋がり。
平衡感覚を司る前庭神経は、
脳幹で三叉神経系のすぐ近くに位置しています。
前庭神経まわりが過敏になると——
脳幹で近くにある三叉神経系にも、
影響が広がることがあります。
その結果、
噛む筋肉(咬筋・側頭筋)や側頭部が緊張しやすくなり、
顎の違和感や痛みとして出る方もいます。
「噛み合わせも、虫歯もないのに、顎が気になる」
そういう方の体には、
平衡感覚の揺らぎが背景にあるケースも見られます。
【③頭鳴り・耳鳴り】
内耳神経の中で、
前庭神経(平衡感覚)と、
蝸牛神経(聴覚)は、
すぐ隣を走っています。
前庭神経が過敏になると、
蝸牛神経も連動して過敏になる。
→ 耳鳴り(キーン・ジー)
→ 頭鳴り(頭の中で音が鳴る感覚)
「めまいの日に、耳鳴りも強くなる」
これは、神経が文字通り、隣で繋がっているからです。
【④鼻まわり・副鼻腔まわりの違和感】
副鼻腔(おでこ・頬骨・目の周りの空洞)の感覚は、
三叉神経が担っています。
鼻まわり・副鼻腔まわりの神経にも影響が広がると、
鼻づまり、頬の重さ、目の奥の違和感として出る方もいます。
「アレルギー検査も陰性なのに、鼻まわりがすっきりしない」
そういう方は、
めまい・頭の重さと、鼻まわりの不調がセットで出ていることも多く、
神経ネットワークの視点で見る価値があります。
【⑤原因不明の歯の痛み】
これも知られていない繋がり。
歯の感覚は、三叉神経の枝が担当しています。
三叉神経が過敏になると、
虫歯がなくても、
歯がズキズキ痛むことがあります。
「歯医者で異常なし、でも痛む」
→ 平衡感覚 → 三叉神経 → 歯の神経の過敏、
このルートが起きている可能性があります。
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平衡感覚は「眼の動き」とも繋がっている
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ここで、もう一つ大事な話。
平衡感覚は——
【眼の動きと、直接つながっている】
これを【前庭眼反射】と言います。
普段、私たちが歩きながら看板を見ても、
景色がブレずに見えるのは、
頭の動きに合わせて、
眼が無意識に逆方向へ細かく動いてくれているからです。
これを担っているのが——
前庭神経 → 動眼神経 → 眼の筋肉
このルートです。
平衡感覚が乱れると、
このルートも乱れて——
→ 文字を読むと気持ち悪くなる
→ スマホを見るとめまいがする
→ スーパーで棚を見ていると気分が悪くなる
→ 動くものを目で追うとふらつく
こういった症状が出てきます。
【眼の使いすぎが、平衡感覚を乱す逆ルートもある】
逆も成り立ちます。
スマホ・パソコン・デスクワークで眼を酷使すると、
動眼神経が疲労する。
→ 前庭神経との連携が乱れる
→ めまい・ふらつきが出やすくなる
現代人にめまいが増えているのは、
ここも一因と考えられます。
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顔の赤み・ピリピリ・敏感肌が、同じ時期に強くなる方へ
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ここはちょっと、踏み込んだ話です。
顔の赤み、ほてり、ピリピリ感、
敏感肌のような反応が、
めまい・ふらつき・眼精疲労と同じ時期に、
強くなる方もいます。
「めまいの時期と、肌荒れの時期が、いつも重なる」
「ふらつく日に、顔も赤くなる」
そう感じる方は、
少なくありません。
酒さ、赤ら顔、ニキビ、顔のアトピー——
こういった悩みを抱えている方は、
皮膚だけでなく、
三叉神経まわりの過敏さも一緒に見ていく必要があります。
15年以上、慢性不調とアトピーの方を診てきて、
「肌だけ」「めまいだけ」を追っていても、
並行している不調が、なかなか落ち着かない——
そういうケースを、何度も見てきました。
体全体のネットワークから見直す視点が、
ここでも大切になります。
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転倒予防は、筋トレより「三半規管のトレーニング」
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ここからは、
高齢のご家族がいる方にも、
ぜひ知っておいてほしい話です。
「歳をとると、転びやすくなる」
——これに対して、
世間では「脚の筋肉を鍛えましょう」と言われがちです。
筋トレは、もちろん大事。
否定しません。
ただ——
【脚の筋肉だけ鍛えても、転倒は防ぎにくい】
というのが、現場で感じることです。
なぜか。
転倒には、
脚の筋力だけでなく、
三半規管・前庭神経による「体の傾きを感じ取る力」も、
大きく関わります。
体の傾きを感じ取る力が落ちると——
・段差を踏み外す
・バランスを崩した時に立て直せない
・夜中、トイレに立った時にふらつく
筋肉ではなく、
【センサーそのものが鈍っている】
ということです。
【三半規管・前庭神経は、鍛えられる】
ここが希望です。
平衡感覚のシステムは、
刺激を与え続けると、
機能を取り戻していきます。
・首をゆっくり回す
・目を閉じて片足立ち
・頭を動かしながら遠くを見る
・寝返り・起き上がりの動作を、ゆっくり
——こういった「日常の動き」が、
そのまま三半規管のトレーニングになります。
筋トレと並行して、
【三半規管・前庭神経を使い続ける生活】
を取り入れることが、
転倒予防の本質です。
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朝起きられない子ども(起立性調節障害)も、視野に入れたい
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もう一つ、
知っておいてほしい話。
【起立性調節障害(OD)】
朝、起きられない。
立ち上がるとめまい・吐き気・頭痛。
午前中は動けない。
——思春期前後の子どもに多い、つらい症状です。
起立性調節障害は、
血圧・血流・自律神経の調整が関わるため、
必ず医療機関での診断と相談が大切です。
そのうえで、現場では——
立ち上がった時のふらつきや気持ち悪さに、
平衡感覚のシステムが関わっているように見えるケースもあります。
寝た状態から立った状態への、姿勢の変化。
これを、体は前庭神経で感じ取り、
血圧・血流・自律神経を一気に調整します。
ここがうまく動かないと、
立ち上がるたびに、
体が「迷子」になりやすい。
子どものODに対して、
「気合の問題」ではなく、
平衡感覚と自律神経のシステムも含めて、
体全体を整える視点を持つことが、
医療と並行してできるアプローチの一つになります。
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本山整体サロンが、平衡感覚の乱れで見ているポイント
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名古屋・名東区、千種区本山で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
平衡感覚が乱れている方の体には、
共通する「固まり」と「ズレ」があります。
【後頭部・首の付け根がガチガチ】
ここは、前庭神経の通り道のすぐ近く。
固まると、平衡感覚そのものが揺らぎやすくなります。
【上部頸椎(首の上の方)のズレ】
頭の重さを支える要の場所。
ここがズレると、頭の位置情報が脳に正しく伝わりません。
【顎関節・側頭部の緊張】
三叉神経の過敏と連動。
噛み締めが強い方は、ここが固まっています。
【眼まわりの緊張】
眼の動きを担う筋肉が硬いと、
前庭眼反射の連携が乱れます。
【横隔膜・呼吸の浅さ】
副交感神経が深く働けず、
平衡感覚のシステム全体が興奮モードから抜けにくい。
【骨盤と背骨の歪み】
土台が崩れると、頭の位置もズレ、
平衡感覚が常に「補正モード」で疲れ続けます。
【内臓と腸の状態】
腸の状態は、神経全体の過敏さに直結します。
これらを組み合わせて、
【平衡感覚のシステムが、休まる体】
を、一緒に整えていきます。
「めまいだけ」「顎だけ」を狙うのではなく、
平衡感覚を含めた体全体を整える視点。
ここが、大切にしているポイントです。
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体の土台を整える中でいただく声
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通い始めて数回経つと、
こんな声を、いただくことがあります。
「気圧の低い日に、フワフワしにくくなった」
「朝、起き上がる時のクラッとが減った気がする」
「顎の違和感と頭の重さが、両方落ち着いてきた」
「耳鳴りが、気にならない時間が増えた」
「鼻まわりのすっきりしない感じが、減ってきた」
「肌の赤みも、前ほど強く出にくくなった気がする」
※変化には個人差がありますが、体の土台が整ってくる中で、このような声をいただくことがあります。
これは、
各症状を「個別に」追ったわけではありません。
平衡感覚のシステムが休まりやすい体の土台を整えていく中で、
このような変化を感じる方もいます。
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まとめ——「原因不明」と言われた方ほど、ここを見てほしい
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めまい。
ふらつき。
首の痛み。
原因不明の顎関節症。
頭鳴り・耳鳴り。
副鼻腔の問題。
歯の痛み。
顔の赤み・ニキビ・顔のアトピー。
——これらは、
別々に起きているわけではありません。
平衡感覚を中心とした、
ひとつの神経ネットワークの過敏が、
別の場所から、別の症状として、
出ているだけかもしれません。
そして、
この平衡感覚のシステムは、
整えていける領域です。
名古屋・名東区、千種区本山で、
15年以上、慢性不調とアトピーの方を診てきて——
「色んな科で原因不明と言われた方」が、
落ち着いていく姿を、何度も見てきました。
その共通点は、
「症状を別々に追わず、平衡感覚のシステムも含めて整える視点」
を、選んだ方々です。
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次回予告——【顔の神経ネットワーク③】
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シリーズ最終回は、
【三叉神経】を主役にした話です。
・酒さ・赤ら顔の本当の正体
・顔の敏感肌・ピリピリの仕組み
・顔のアトピーとの繋がり
・三叉神経が過敏になる根本原因
ここを深掘りします。
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めまい・ふらつき・顎の違和感・顔の赤みがセットで気になる方は、
LINEで「めまい」と送ってください。
神経ネットワークと体の土台について、簡単な現状チェックをお送りします。
まずセルフケアから始めたい方はnoteに詳しい情報をまとめています。
https://note.com/super_willet8033/n/n32babe5a03f6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトピーの不安が少しずつ軽くなると、
日常の選択肢は変わっていきます。
服を選ぶとき。
人に会うとき。
外食するとき。
鏡を見るとき。
夜、眠るとき。
肌や体の不安が減っていくと、
生活そのものが変わっていきます。
本山整体サロンでは、
アトピーが出にくい体の土台を整えていくために、
「アトピー整体」を提案させていただいています。
皮膚だけでなく、
腸、粘膜、自律神経、リンパ、免疫のつながりから
体質を見直していきたい方は、一度ご相談ください。
愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
本山整体サロン
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