2026.05.16
アトピー日中は平気なのに、夜になるとかゆい人へ ——自律神経のリズム・深部体温・副交感神経で見る、夜のかゆみのしくみ【夜のかゆみシリーズ】—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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日中は平気なのに、夜になるとかゆい人へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
——自律神経・深部体温・コルチゾールの話【夜のかゆみシリーズ】——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「日中は気にならないのに、夜になるとかゆくなる」
「布団に入って数分で、急にむずむずしてくる」
「夜中の1時〜3時、勝手に目が覚めて、気づいたら掻きむしっている」
「保湿しても、薬を塗っても、夜のかゆみだけは止められない」
「翌朝、シーツが血で汚れている」
「家族にも、自分にも、もう疲れた」
——心当たりがある方へ。
夜のかゆみは、
意志の弱さでも、
ケア不足でもありません。
体の中で、
「夜になると、かゆみが強くなる仕組み」が、
ちゃんと存在しています。
そして、ここを知らないまま——
「保湿が足りないのかも」
「薬を塗り直さなきゃ」
「我慢が足りないのかも」
と、自分を責め続けている方が、
本当に多いんです。
今日から始める【夜のかゆみシリーズ】では、
なぜ夜になるとかゆみが強くなるのか、
その背景を、
体のリズムから、ひとつずつ紐解いていきます。
①回目の今日は、
最も大きな主役——
【自律神経のリズム】
の話から、入ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夜のかゆみは、「サボり」でも「気のせい」でもない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まず、最初に伝えたいこと。
夜のかゆみがつらい方の多くは、
罪悪感を、抱えています。
「掻いてはいけないのに、また掻いてしまった」
「家族の睡眠まで、邪魔してしまっている」
「皮膚科に行っても、変わらない」
「自分の意志が、弱いんだろうか」
——そう、自分を責めている。
でも、これだけは伝えさせてください。
夜のかゆみが強くなるのは、
意志の問題ではありません。
体の中で、
「夜になると、かゆみが強くなる条件」が、
ちゃんと揃ってしまっているからです。
だから、まず——
責める必要は、ありません。
なぜ夜にかゆくなるのか、
その仕組みを知ることから、
少しずつ、
「自分の体は、ちゃんと理由があってこうなっている」
という見方に、変えていくことができます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夜になると、体は「副交感神経モード」に切り替わる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここから、仕組みの話に入ります。
体には、
【自律神経のリズム】
があります。
日中は、
【交感神経】が優位。
体は活動モード。
心拍が速く、
血圧も少し高く、
筋肉も適度に緊張している。
そして、夜になると——
【副交感神経】に、切り替わっていきます。
副交感神経は、
リラックス・休息・回復のモード。
ここで、大事な話。
副交感神経が優位になると、
体の中で、いくつかの変化が起きます。
【①皮膚への血流が増える】
副交感神経モードでは、
体の表面(皮膚)への血流が、増えていきます。
日中は内臓や筋肉に優先的に流れていた血液が、
夜は皮膚にも、たくさん回ってくる。
【②深部体温が下がり、皮膚温が上がる】
体の深部(内臓まわり)の体温は、
夜になると、徐々に下がります。
これは、深く眠るための準備。
そして、その分——
熱を皮膚から逃がすため、
皮膚の表面温度は、上がります。
【③感覚神経の感度が、上がる】
副交感神経モードでは、
体の表面の感覚を、
しっかり感じ取れるようになります。
これは本来、
「リラックスして、体の感覚を整える」ための、
大切な働きです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここが、かゆみのスイッチに繋がっていく
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここからが、本題です。
副交感神経モードへの切り替えは、
健康な体にとっては——
「夜、深く眠れる準備」です。
でも、
皮膚や粘膜のバリアが弱っている方、
慢性的に炎症のある方、
過敏な体質の方では——
この切り替えが、
そのまま「かゆみのスイッチ」に、
繋がってしまうことがあります。
【皮膚の血流が増える → かゆみセンサーが反応しやすくなる】
皮膚に血流が増えると、
そのエリアの神経や免疫細胞の働きも、活発になります。
過敏になっているかゆみセンサーが、
その変化を、
「かゆみ」として、強く感じ取りやすくなる。
【皮膚温が上がる → かゆみが強くなる】
皮膚の温度が上がると、
皮膚の温度・刺激センサー(TRPV1)が、
反応しやすくなります。
夜になって皮膚温が少し上がるだけで、
このセンサーが、活性化しやすくなる。
【感覚神経が敏感になる → 微細なかゆみまで拾ってしまう】
副交感神経モードで、
体の表面の感覚が鋭くなると——
日中は気にならなかった、
シーツの繊維。
パジャマの縫い目。
汗のじっとり感。
そういう微細な刺激まで、
「かゆみ」として、拾ってしまう。
これが、
「布団に入って数分で、急にむずむずしてくる」
の正体です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コルチゾールが下がる時間帯と、かゆみの時間帯が重なる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで、
もうひとつ、大事な仕組みの話。
体の中には、
【コルチゾール】
という、炎症やかゆみを抑える働きを持つホルモンがあります。
このコルチゾールは、
朝、最も高く、
夜、最も低くなる、
という「日内リズム」を持っています。
【夜中の1時〜3時】
——ちょうど、
コルチゾールが、一日で最も低くなる時間帯です。
つまり——
炎症やかゆみを抑える働きが、
体の中で、最も弱くなっている時間。
そして、この時間帯と——
「夜中、勝手に目が覚めて、掻きむしっている」
という方の体感が、
ぴたりと重なります。
これは偶然ではなく、
体のホルモンリズムが、
そう動いているからです。
「夜中の1時〜3時に、急にかゆくなる」
「夜明け前に、シーツを蹴り飛ばしながら目が覚める」
——これは、
意志の弱さでも、
ケア不足でもなく、
体のリズムが、そうなっている時間帯、ということです。
「だから、夜だけ悪化するのか……」
——そう、腑に落ちた方も、
少なくないと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして「掻く」という行為が、もう一つのループを作る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで、もう一段、踏み込みます。
夜のかゆみで掻いてしまう自分を、
責めている方へ。
掻くという行為は、
それ自体が、
一瞬だけスッとする感覚を生み、
脳がその感覚を覚えてしまうことがあります。
つまり——
かゆい
→ 掻く
→ 一瞬スッとする
→ 脳が「気持ちいい」と覚える
→ また掻きたくなる
このループが、
知らないうちに、
掻き癖として体に染み込んでいきます。
これは、
意志の弱さではありません。
体が、
「夜のかゆみ」と「掻く行為」を、
脳の中でセットにして記憶してしまっている、
ということです。
不安が強い夜ほど、
体は刺激を求めやすくなる。
無意識に手が、肌へいく。
そして、掻きむしりが止まらない自分を責めて、
さらに眠れなくなる。
このループから抜け出すには——
「意志で我慢する」よりも、
「体のリズム自体を、整え直していく」
という方向の方が、
はるかに、現実的です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮膚のバリアと、腸の状態が、夜のかゆみに重なってくる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここまでは、
「夜のリズム」の話でした。
ただ、
夜のかゆみが特に強い方の体には——
もうひとつ、共通した背景があります。
【皮膚のバリアが、薄くなっている】
外側からの刺激を防ぐ、皮膚の表面の層。
ここが薄くなっていると、
汗、
衣類の繊維、
布団の摩擦、
——すべてが、刺激として伝わりやすくなる。
【腸の状態が、乱れている】
腸の状態は、
血流に乗った全身への影響を通じて、
皮膚や粘膜の過敏さに、関わってくると言われています。
腸が乱れている時期と、
夜のかゆみが特に強くなる時期が、
重なる方も、少なくありません。
【自律神経の切り替えが、うまくいきにくい】
日中の交感神経モードから、
夜の副交感神経モードへの切り替え。
ここがスムーズにいかない方は、
夜になっても、
体が「警戒モード」のまま残りやすい。
そうなると、
副交感神経への切り替えが急激に起きた時、
体は「揺り戻し」のように、
かゆみが強く出ることがあります。
これらが重なっていると、
夜のかゆみは、
「皮膚だけ」「ホルモンだけ」「神経だけ」で、
解決しにくくなります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本山整体サロンが、夜のかゆみで見ているポイント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名古屋・名東区、千種区本山で、
アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
「夜のかゆみだけは、どうしても止まらない」
そういう方の体には、
共通する「固まり」と「ズレ」があります。
【横隔膜の硬さ】
副交感神経への切り替えに、最も関わる場所。
ここが硬いと、
呼吸が浅く、
夜になっても体が休息モードに入りにくくなります。
【みぞおち・胃まわりの緊張】
ここが緊張していると、
腸の動きと、自律神経のリズムが、
両方乱れやすくなります。
【後頭部・首の付け根の深い緊張】
自律神経のコントロール中枢に近い場所。
ここが固まると、
日中から夜への切り替えが、うまくいきにくくなります。
これらを組み合わせて、
【夜、副交感神経への切り替えがスムーズに入る体】
を、一緒に整えていきます。
「皮膚だけ」を狙うのではなく、
【自律神経のリズムから整える視点】。
ここが、本山式の独自の見方であり、
15年以上、アトピーの方を診続けてきた中で、
たどり着いた視点です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体の土台を整える中でいただく声
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
通い始めて数回経つと、
こんな声を、いただくことがあります。
「布団に入ってから、かゆみが出るまでの時間が、少し長くなった気がする」
「夜中、目が覚める回数が、減ってきた」
「掻きむしる強さが、前ほどではなくなった」
「朝、シーツの血が、減ってきた」
「呼吸が深く入る時間が、増えた」
「夜のかゆみに対する不安が、少し軽くなった気がする」
※変化には個人差がありますが、体の土台が整ってくる中で、このような声をいただくことがあります。
これは、
「かゆみ」だけを個別に追ったわけではありません。
自律神経のリズム、
横隔膜の柔らかさ、
腸の状態、
——これらを含めた土台を整えていく中で、
夜のかゆみの強さや頻度に、
少しずつ変化を感じる方もいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日のまとめ——夜のかゆみは、リズムの問題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日中は平気なのに、
夜になると急にかゆい。
布団に入って数分で、むずむずしてくる。
夜中の1時〜3時、勝手に目が覚めて、掻きむしっている。
——これらの背景にあるのは、
副交感神経への切り替え、
皮膚血流の増加、
皮膚温の上昇、
感覚神経の感度上昇、
コルチゾールの低下、
——こういった夜のリズムです。
過敏な皮膚や免疫の状態と重なって、
「夜のかゆみ」として、強く出てきている。
ここを知っておくだけで——
夜のかゆみに対する向き合い方が、
少しずつ、変わってきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「自分を責める」から、「体のリズムを整える」へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここから、夜のかゆみシリーズは始まっていきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回予告——脳の報酬系と掻き癖について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回は、
「掻きむしる衝動の正体——脳の報酬系と、夜のかゆみのループ」
について、書いていきます。
・なぜ掻く行為がやめられないのか
・「掻く」が脳に作る、もう一つの依存ループ
・無意識の掻き癖は、どう抜け出していくのか
ここを深掘りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夜のかゆみ・夜中の掻きむしり・寝不足が続いている方は、
「自分もこのタイプかもしれない」と感じた方は、
LINEで「かゆみ」と送ってください。
自律神経のリズムと体の土台について、簡単な現状チェックをお送りします。
まずセルフケアから始めたい方はnoteに詳しい情報をまとめています。
https://note.com/super_willet8033/n/n32babe5a03f6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトピーの不安が少しずつ軽くなると、
日常の選択肢は変わっていきます。
服を選ぶとき。
人に会うとき。
外食するとき。
鏡を見るとき。
夜、眠るとき。
肌や体の不安が減っていくと、
生活そのものが変わっていきます。
本山整体サロンでは、
アトピーが出にくい体の土台を整えていくために、
「アトピー整体」を提案させていただいています。
皮膚だけでなく、
腸、粘膜、自律神経、リンパ、免疫のつながりから
体質を見直していきたい方は、一度ご相談ください。
愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
本山整体サロン
#名古屋整体 #本山整体 #本山駅整体 #千種区整体 #アトピー #夜のかゆみ #掻きむしり #寝不足 #自律神経 #副交感神経 #コルチゾール #深部体温 #腸内環境 #体質改善
改善
日中は平気なのに、夜になるとかゆい人へ
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——自律神経・深部体温・コルチゾールの話【夜のかゆみシリーズ】——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「日中は気にならないのに、夜になるとかゆくなる」
「布団に入って数分で、急にむずむずしてくる」
「夜中の1時〜3時、勝手に目が覚めて、気づいたら掻きむしっている」
「保湿しても、薬を塗っても、夜のかゆみだけは止められない」
「翌朝、シーツが血で汚れている」
「家族にも、自分にも、もう疲れた」
——心当たりがある方へ。
夜のかゆみは、
意志の弱さでも、
ケア不足でもありません。
体の中で、
「夜になると、かゆみが強くなる仕組み」が、
ちゃんと存在しています。
そして、ここを知らないまま——
「保湿が足りないのかも」
「薬を塗り直さなきゃ」
「我慢が足りないのかも」
と、自分を責め続けている方が、
本当に多いんです。
今日から始める【夜のかゆみシリーズ】では、
なぜ夜になるとかゆみが強くなるのか、
その背景を、
体のリズムから、ひとつずつ紐解いていきます。
①回目の今日は、
最も大きな主役——
【自律神経のリズム】
の話から、入ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夜のかゆみは、「サボり」でも「気のせい」でもない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まず、最初に伝えたいこと。
夜のかゆみがつらい方の多くは、
罪悪感を、抱えています。
「掻いてはいけないのに、また掻いてしまった」
「家族の睡眠まで、邪魔してしまっている」
「皮膚科に行っても、変わらない」
「自分の意志が、弱いんだろうか」
——そう、自分を責めている。
でも、これだけは伝えさせてください。
夜のかゆみが強くなるのは、
意志の問題ではありません。
体の中で、
「夜になると、かゆみが強くなる条件」が、
ちゃんと揃ってしまっているからです。
だから、まず——
責める必要は、ありません。
なぜ夜にかゆくなるのか、
その仕組みを知ることから、
少しずつ、
「自分の体は、ちゃんと理由があってこうなっている」
という見方に、変えていくことができます。
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夜になると、体は「副交感神経モード」に切り替わる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここから、仕組みの話に入ります。
体には、
【自律神経のリズム】
があります。
日中は、
【交感神経】が優位。
体は活動モード。
心拍が速く、
血圧も少し高く、
筋肉も適度に緊張している。
そして、夜になると——
【副交感神経】に、切り替わっていきます。
副交感神経は、
リラックス・休息・回復のモード。
ここで、大事な話。
副交感神経が優位になると、
体の中で、いくつかの変化が起きます。
【①皮膚への血流が増える】
副交感神経モードでは、
体の表面(皮膚)への血流が、増えていきます。
日中は内臓や筋肉に優先的に流れていた血液が、
夜は皮膚にも、たくさん回ってくる。
【②深部体温が下がり、皮膚温が上がる】
体の深部(内臓まわり)の体温は、
夜になると、徐々に下がります。
これは、深く眠るための準備。
そして、その分——
熱を皮膚から逃がすため、
皮膚の表面温度は、上がります。
【③感覚神経の感度が、上がる】
副交感神経モードでは、
体の表面の感覚を、
しっかり感じ取れるようになります。
これは本来、
「リラックスして、体の感覚を整える」ための、
大切な働きです。
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ここが、かゆみのスイッチに繋がっていく
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ここからが、本題です。
副交感神経モードへの切り替えは、
健康な体にとっては——
「夜、深く眠れる準備」です。
でも、
皮膚や粘膜のバリアが弱っている方、
慢性的に炎症のある方、
過敏な体質の方では——
この切り替えが、
そのまま「かゆみのスイッチ」に、
繋がってしまうことがあります。
【皮膚の血流が増える → かゆみセンサーが反応しやすくなる】
皮膚に血流が増えると、
そのエリアの神経や免疫細胞の働きも、活発になります。
過敏になっているかゆみセンサーが、
その変化を、
「かゆみ」として、強く感じ取りやすくなる。
【皮膚温が上がる → かゆみが強くなる】
皮膚の温度が上がると、
皮膚の温度・刺激センサー(TRPV1)が、
反応しやすくなります。
夜になって皮膚温が少し上がるだけで、
このセンサーが、活性化しやすくなる。
【感覚神経が敏感になる → 微細なかゆみまで拾ってしまう】
副交感神経モードで、
体の表面の感覚が鋭くなると——
日中は気にならなかった、
シーツの繊維。
パジャマの縫い目。
汗のじっとり感。
そういう微細な刺激まで、
「かゆみ」として、拾ってしまう。
これが、
「布団に入って数分で、急にむずむずしてくる」
の正体です。
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コルチゾールが下がる時間帯と、かゆみの時間帯が重なる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで、
もうひとつ、大事な仕組みの話。
体の中には、
【コルチゾール】
という、炎症やかゆみを抑える働きを持つホルモンがあります。
このコルチゾールは、
朝、最も高く、
夜、最も低くなる、
という「日内リズム」を持っています。
【夜中の1時〜3時】
——ちょうど、
コルチゾールが、一日で最も低くなる時間帯です。
つまり——
炎症やかゆみを抑える働きが、
体の中で、最も弱くなっている時間。
そして、この時間帯と——
「夜中、勝手に目が覚めて、掻きむしっている」
という方の体感が、
ぴたりと重なります。
これは偶然ではなく、
体のホルモンリズムが、
そう動いているからです。
「夜中の1時〜3時に、急にかゆくなる」
「夜明け前に、シーツを蹴り飛ばしながら目が覚める」
——これは、
意志の弱さでも、
ケア不足でもなく、
体のリズムが、そうなっている時間帯、ということです。
「だから、夜だけ悪化するのか……」
——そう、腑に落ちた方も、
少なくないと思います。
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そして「掻く」という行為が、もう一つのループを作る
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ここで、もう一段、踏み込みます。
夜のかゆみで掻いてしまう自分を、
責めている方へ。
掻くという行為は、
それ自体が、
一瞬だけスッとする感覚を生み、
脳がその感覚を覚えてしまうことがあります。
つまり——
かゆい
→ 掻く
→ 一瞬スッとする
→ 脳が「気持ちいい」と覚える
→ また掻きたくなる
このループが、
知らないうちに、
掻き癖として体に染み込んでいきます。
これは、
意志の弱さではありません。
体が、
「夜のかゆみ」と「掻く行為」を、
脳の中でセットにして記憶してしまっている、
ということです。
不安が強い夜ほど、
体は刺激を求めやすくなる。
無意識に手が、肌へいく。
そして、掻きむしりが止まらない自分を責めて、
さらに眠れなくなる。
このループから抜け出すには——
「意志で我慢する」よりも、
「体のリズム自体を、整え直していく」
という方向の方が、
はるかに、現実的です。
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皮膚のバリアと、腸の状態が、夜のかゆみに重なってくる
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ここまでは、
「夜のリズム」の話でした。
ただ、
夜のかゆみが特に強い方の体には——
もうひとつ、共通した背景があります。
【皮膚のバリアが、薄くなっている】
外側からの刺激を防ぐ、皮膚の表面の層。
ここが薄くなっていると、
汗、
衣類の繊維、
布団の摩擦、
——すべてが、刺激として伝わりやすくなる。
【腸の状態が、乱れている】
腸の状態は、
血流に乗った全身への影響を通じて、
皮膚や粘膜の過敏さに、関わってくると言われています。
腸が乱れている時期と、
夜のかゆみが特に強くなる時期が、
重なる方も、少なくありません。
【自律神経の切り替えが、うまくいきにくい】
日中の交感神経モードから、
夜の副交感神経モードへの切り替え。
ここがスムーズにいかない方は、
夜になっても、
体が「警戒モード」のまま残りやすい。
そうなると、
副交感神経への切り替えが急激に起きた時、
体は「揺り戻し」のように、
かゆみが強く出ることがあります。
これらが重なっていると、
夜のかゆみは、
「皮膚だけ」「ホルモンだけ」「神経だけ」で、
解決しにくくなります。
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本山整体サロンが、夜のかゆみで見ているポイント
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名古屋・名東区、千種区本山で、
アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
「夜のかゆみだけは、どうしても止まらない」
そういう方の体には、
共通する「固まり」と「ズレ」があります。
【横隔膜の硬さ】
副交感神経への切り替えに、最も関わる場所。
ここが硬いと、
呼吸が浅く、
夜になっても体が休息モードに入りにくくなります。
【みぞおち・胃まわりの緊張】
ここが緊張していると、
腸の動きと、自律神経のリズムが、
両方乱れやすくなります。
【後頭部・首の付け根の深い緊張】
自律神経のコントロール中枢に近い場所。
ここが固まると、
日中から夜への切り替えが、うまくいきにくくなります。
これらを組み合わせて、
【夜、副交感神経への切り替えがスムーズに入る体】
を、一緒に整えていきます。
「皮膚だけ」を狙うのではなく、
【自律神経のリズムから整える視点】。
ここが、本山式の独自の見方であり、
15年以上、アトピーの方を診続けてきた中で、
たどり着いた視点です。
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体の土台を整える中でいただく声
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通い始めて数回経つと、
こんな声を、いただくことがあります。
「布団に入ってから、かゆみが出るまでの時間が、少し長くなった気がする」
「夜中、目が覚める回数が、減ってきた」
「掻きむしる強さが、前ほどではなくなった」
「朝、シーツの血が、減ってきた」
「呼吸が深く入る時間が、増えた」
「夜のかゆみに対する不安が、少し軽くなった気がする」
※変化には個人差がありますが、体の土台が整ってくる中で、このような声をいただくことがあります。
これは、
「かゆみ」だけを個別に追ったわけではありません。
自律神経のリズム、
横隔膜の柔らかさ、
腸の状態、
——これらを含めた土台を整えていく中で、
夜のかゆみの強さや頻度に、
少しずつ変化を感じる方もいます。
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今日のまとめ——夜のかゆみは、リズムの問題
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日中は平気なのに、
夜になると急にかゆい。
布団に入って数分で、むずむずしてくる。
夜中の1時〜3時、勝手に目が覚めて、掻きむしっている。
——これらの背景にあるのは、
副交感神経への切り替え、
皮膚血流の増加、
皮膚温の上昇、
感覚神経の感度上昇、
コルチゾールの低下、
——こういった夜のリズムです。
過敏な皮膚や免疫の状態と重なって、
「夜のかゆみ」として、強く出てきている。
ここを知っておくだけで——
夜のかゆみに対する向き合い方が、
少しずつ、変わってきます。
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「自分を責める」から、「体のリズムを整える」へ
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ここから、夜のかゆみシリーズは始まっていきます。
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次回予告——脳の報酬系と掻き癖について
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次回は、
「掻きむしる衝動の正体——脳の報酬系と、夜のかゆみのループ」
について、書いていきます。
・なぜ掻く行為がやめられないのか
・「掻く」が脳に作る、もう一つの依存ループ
・無意識の掻き癖は、どう抜け出していくのか
ここを深掘りします。
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夜のかゆみ・夜中の掻きむしり・寝不足が続いている方は、
「自分もこのタイプかもしれない」と感じた方は、
LINEで「かゆみ」と送ってください。
自律神経のリズムと体の土台について、簡単な現状チェックをお送りします。
まずセルフケアから始めたい方はnoteに詳しい情報をまとめています。
https://note.com/super_willet8033/n/n32babe5a03f6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトピーの不安が少しずつ軽くなると、
日常の選択肢は変わっていきます。
服を選ぶとき。
人に会うとき。
外食するとき。
鏡を見るとき。
夜、眠るとき。
肌や体の不安が減っていくと、
生活そのものが変わっていきます。
本山整体サロンでは、
アトピーが出にくい体の土台を整えていくために、
「アトピー整体」を提案させていただいています。
皮膚だけでなく、
腸、粘膜、自律神経、リンパ、免疫のつながりから
体質を見直していきたい方は、一度ご相談ください。
愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
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