2026.08.02
アトピーアトピーの漢方に副作用はない?甘草と長期服用の注意点——ステロイドが怖くて、漢方に切り替えた。自然なものだから、長く飲んでも大丈夫だと思っている。そんな人へ—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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アトピーの漢方に副作用はない?甘草と長期服用の注意点
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——ステロイドが怖くて、漢方に切り替えた。自然なものだから、長く飲んでも大丈夫だと思っている。そんな人へ——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「ステロイドは、なるべく使いたくない」。
「だから、漢方にしました」。
そして、たいていこう続きます。
「漢方なら、副作用ないですし」。
——ここで、いつも少し引っかかります。
副作用がないものが、症状だけ変えることはありません。
飲んでかゆみが落ち着いたなら、それは体に作用しています。
名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
そして僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
その40年で、僕も「自然なもの」へ流れた時期があります。
だから、気持ちは分かります。
そのうえで書きます。
漢方で楽になる方はいます。医師や薬剤師の管理のもとで使うのも、治療の選択肢です。
だから、やめろという記事ではありません。
ただ——漢方だけは薬ではない、という扱いはやめてください。
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漢方は、すべてが穏やかに効くわけではありません
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まず、ここから外しておきます。
「漢方はゆっくり穏やか、病院の薬は強くて早い」。
——この分け方自体が、かなり雑です。
比較的早く体感が変わる処方もあります。
一定期間かけて経過を見る処方もあります。
症状によっても、人によっても違います。
漢方という名前だけで、効き方も安全性も一括りにはできません。
【アトピーの人が、漢方へ向かう理由は分かります】
ステロイドが不安。
長い治療に、疲れた。
抑えているだけではないか、という違和感。
体質から変えたい。
子どもに薬を使うことへの、罪悪感。
そして「根本から」という言葉。
——どれも、責められることではありません。
僕自身、同じ道を通っています。
ただ、これだけは言わせてください。
「根本から」という言葉は魅力的です。
でも、その言葉だけで副作用は消えません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
甘草(カンゾウ)を含む漢方で、注意したいこと
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具体的なほうが早いので、一つ挙げます。
甘草。
多くの漢方処方に含まれている生薬です。
【まず、効き方の話から】
甘草を含む漢方を飲んで、かゆみや体調が楽になったと感じる方はいます。
ただ、それは処方全体の作用です。
甘草だけの効果と決めることは、できません。
大事なのは、そこではありません。
症状が動いたなら、体に作用しているということ。
——ここです。
【むくみ、血圧上昇、脱力、足のつり】
甘草やグリチルリチン酸を含む製剤では、偽アルドステロン症や低カリウム血症、ミオパチーといった副作用に注意が必要とされています。
難しい名前はさておき、出方はこういう形です。
むくむ。
数日で体重が増える。
血圧が上がる。
体がだるい。
手足に力が入りにくい。
足がつることが増えた。
——軽く見られやすいのが、この「なんとなくだるい」と「よく足がつる」です。
もちろん、飲めば必ず起きるものではありません。
量、期間、年齢、持病、ほかの薬との組み合わせで変わります。
【重なっていることに、誰も気づかない】
これが、いちばん多い落とし穴です。
甘草を含む漢方を、二種類飲んでいる。
医療用の漢方と、市販の漢方を併用している。
グリチルリチン酸を含む別の薬を、同時に飲んでいる。
皮膚科、内科、婦人科と、処方元が分かれている。
そこへ、自分で買い足したものが加わる。
——製品によっては、市販薬やサプリにも含まれていることがあります。
成分表示を、一度見てみてください。
一つずつは普通の量でも、処方元が分かれれば合計量は見えなくなります。
甘草が悪いのではありません。
甘草が重なっていることを、誰も知らない状態が危ないんです。
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甘草だけの話では、ありません
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漢方によって、入っている生薬も注意点も違います。
だから「漢方全部に同じ副作用がある」ではありません。
そのうえで、知っておいてほしいものを簡潔に。
【薬物性の肝障害】
強いだるさ。
食欲が落ちる。
吐き気。
皮膚や白目が黄色い。
尿の色が濃い。
——ただし、自覚症状がないまま検査で分かることもあります。
だから「調子がいいから大丈夫」とは言えません。
長く飲むなら、検査が必要かどうかを処方元に確認してください。
【間質性肺炎】
一部の漢方製剤では、まれですが間質性肺炎が重大な副作用として記載されています。
空咳が続く。
息切れする。
息苦しい。
熱がある。
——漢方を飲み始めてからの空咳を、季節のせいだけにしないでください。
【山梔子(サンシシ)を含む処方の、長期服用】
山梔子を含む一部の漢方製剤では、長期服用と腸間膜静脈硬化症との関連が知られています。
年単位の話です。
腹痛、下痢、便秘、お腹の張りが続くなら、相談してください。
そして、何より——
何年も同じ処方を、漫然と続けないこと。
自分の漢方に何が入っているか、処方名と飲んでいる期間くらいは、把握しておいてください。
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「最初は効いたのに、最近効かない」と感じたら
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これも、よく聞きます。
「飲み始めはすごく良かったのに、最近いまひとつ」。
これを「漢方に耐性がついた」と決めつけないでください。
体調も、症状も、季節も変わります。
処方が、今の状態に合わなくなっていることもあります。
最初の変化を、効果として強く感じていたのかもしれません。
——理由は、一つではありません。
言えるのは、これだけです。
最初に合っていたことは、何年後も合っている証明にはなりません。
だから、見直す機会が要ります。
【やめたら戻った、について】
「やめたら、前より出た気がする」。
——これも聞きます。
ただ、これを漢方の反跳や依存と即断はできません。
抑えられていた症状が、また出てきただけかもしれない。
病気の波かもしれない。
やめた時期に、別の悪化要因が重なったのかもしれない。
そのうえで、元の話は変わりません。
飲んでいて落ち着いていることと、もう治療が要らない状態になったことは、別です。
——これは、飲んでいるものが何であっても同じです。
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ステロイドを避けても、リスクがゼロになるわけではありません
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ここが、今日いちばん伝えたいところです。
「ステロイドを使っていないから、安全な治療をしている」。
——そう思っている方が、かなりいます。
まず、はっきりさせておきます。
ステロイドを使うかどうかは、あなたと主治医が決めることです。
避ける選択そのものを、責めるつもりはありません。
でも、切り替えたからリスクがゼロになった、とは言えません。
【非ステロイドも、体に作用する治療薬です】
ステロイド以外の塗り薬もあります。
免疫の伝達を抑えるもの。
炎症の信号を抑えるもの。
——仕組みは違いますが、炎症を抑えるために働いています。
塗り薬も、飲み薬も、漢方も、それぞれ目的も注意点も違います。
全部同じだとは言いません。
ただ、共通していることが一つあります。
作用するから、楽になる。
「ステロイドではない」は、安全性の説明になっていません。
ステロイドを避けたことと、リスクを避けたことは、同じではありません。
天然か、人工か。
——その線引きだけで、安全性は決まりません。
何を避けて、代わりに何を選んだのか。
そこを分かって選んでいるかどうかで、その後がまったく変わります。
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いちばん危ないのは、誰も全体を把握していない状態です
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ここが、後半の核です。
問題は、成分ではありません。
こういう方が、実際に多いです。
皮膚科から、塗り薬と飲み薬が出ている。
内科や別のところから、漢方が出ている。
ドラッグストアで、市販の漢方を買い足している。
ネットで買ったサプリも続けている。
——本人は、それぞれを別物だと思っている。
そして、どの医師にも全体を伝えていない。
薬剤師にも、一部しか見せていない。
商品名も、覚えていない。
危ないのは、漢方を飲むことではありません。
誰も全体を見られない飲み方です。
【処方薬は伝えるのに、漢方とサプリは言わない】
これ、よくあります。
「またそんなものを、と言われそうで」。
気持ちは分かります。
でも、処方薬は申告して、自然療法だけ申告しない。
——その分け方に、医学的な意味はありません。
その空白が、飲み合わせを見えなくします。
【一本化ではなく、分断しないこと】
処方元を、必ず一か所にしろとは言いません。
複数の科にかかる必要がある人もいます。
大事なのは、情報を分断しないことです。
すべての医療機関と薬局へ、同じ一覧を見せる。
少なくとも、かかりつけ医と薬剤師が全体を確認できる状態にする。
——これで十分です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
処方薬・漢方・市販薬・サプリを、一つの一覧にする
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今日からできることは、これです。
お薬手帳は有用です。
ただ、持っているだけでは足りません。
市販薬、ネットで買ったもの、漢方、サプリ、健康食品。
——これらは、自動では記録されません。
書かれていないものが、いちばん見落とされます。
【一覧に入れること】
処方薬は、お薬手帳へまとめる。
市販薬、漢方、サプリは、商品名を追記する。
パッケージと成分表を、写真に撮っておく。
飲んでいる量と回数。
いつから飲んでいるか。
——スマホのメモでも構いません。
見せられる形になっていれば、それでいい。
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漢方を使うなら、期間と評価日を決める
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否定ではないので、使い方も書いておきます。
処方や薬局で、そのまま聞ける形にしました。
この漢方には、どんな生薬が入っていますか。
甘草は入っていますか。
ほかの薬や漢方と、重なっていませんか。
どの症状を目標に飲みますか。
いつ、効果を評価しますか。
どのくらいの期間を予定していますか。
改善しなければ、いつ見直しますか。
長く飲む場合、検査は必要ですか。
どんな症状が出たら、連絡すべきですか。
市販薬やサプリも、一緒に飲んでよいですか。
——全部でなくていいです。
処方された日が、説明の終わりではありません。
評価する日まで決めて、初めて治療です。
【市販のものを足すとき】
市販の漢方が危険、という話ではありません。
市販薬にも、用法と用量と、使用期間の目安があります。
市販だから管理が要らない、ということはありません。
足すなら、必ず申告してください。
自分では「薬じゃない」と思っているものが、重なります。
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こういうときは、続けたまま様子を見ないでください
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見分けをつけるのは、こちらの仕事ではありません。
ただ、知っておいてほしい症状があります。
【甘草に関連する異常を疑うとき】
急なむくみ。短期間の体重増加。
血圧が上がってきた。
強いだるさ。手足の脱力。
足がつることが増えた。動悸。
【肝臓の障害を疑うとき】
強いだるさ。食欲不振。吐き気。
皮膚や白目が黄色い。尿の色が濃い。
【肺の炎症を疑うとき】
空咳。息切れ。息苦しさ。発熱。
——これらが出たときは、次の服用を続けたまま様子を見ないでください。
処方元、薬剤師、医療機関へ速やかに連絡を。
息が苦しい、意識の状態がおかしいときは、緊急の受診も考えてください。
「たかが漢方」と思っていると、相談が遅れます。
そこが、いちばんもったいない。
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僕も「自然なものなら大丈夫」に逃げました
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正直に書きます。
40年アトピーで、いろいろ試しました。
薬が怖かった時期があります。
天然、無添加、体にやさしい。
——そういう言葉に、惹かれました。
そして、薬を使っていないつもりになりました。
でも実際には、複数のものを体に入れていました。
何が効いて、何が合わないのか。
——把握できていませんでした。
炎症が残っていても「自然なものだから大丈夫」と思っていた。
これは僕自身の話です。
自然療法を選ぶ人が、みんなそうだとは言いません。
ただ、今になって思うのは、これです。
自然なものを選んだことが、間違いだったのではありません。
何をしているか分からなくなったことが、間違いでした。
僕が逃げたのは、薬からではありません。
使っているものを、薬として見ることからです。
いちばん危ないのは、「何もしていないつもり」でいること。
使うなら、使っていると自覚して使う。
そして、誰かに把握してもらう。
——それだけで、遠回りはかなり減ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名古屋市千種区・本山整体サロンが向き合えること
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整体が、漢方の代わりになるわけではありません。
飲み合わせの判断も、中止や変更の指示も、副作用の診断もしません。
そこは、医療機関と続けてください。
ただ、いろいろ試してこられた方の相談で、よく聞くのはこういう話です。
試しすぎて、何が効いたのか分からなくなっている。
情報が多すぎて、選ぶこと自体に疲れている。
良いと聞いたものを足し続けて、食事も生活も極端になっている。
かゆみで眠れないまま、朝を迎えている。
首も肩も、力が入ったまま固まっている。
そして、次の診察で何を伝えればいいのか分からない。
名古屋・本山の本山整体サロンでは、医療機関の治療とは別に、そこへ向き合います。
いま何を使い、何に困っているのかを、一度すべて並べる。
次の診察で、何を確認するか。
体の負担のうち、どこなら減らせるか。
——治療を増やしすぎて頭も体も疲れ切っている状態を、そのままにしないために。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まとめ|自然由来は、安全の証明ではありません
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日の話を、まとめます。
漢方は、自然由来であっても薬です。合う方はいますし、否定はしません。
甘草のように、知らないうちに重なりやすい生薬があります。
長く飲むなら、処方と体の状態を定期的に見直してください。
ステロイドを避けても、リスクがゼロになるわけではありません。
そして、処方薬も市販薬も漢方もサプリも、一つの一覧にして共有してください。
「漢方を何種類飲んでいるか、すぐに答えられない」。
「甘草が入っているか、見たことがない」。
「皮膚科には、漢方やサプリのことを伝えていない」。
——一つでも当てはまるなら、一度すべて並べてください。
そのとき、LINEで【土台チェック】と送ってください。
いまの症状、処方薬、市販薬、漢方の商品名と処方名、サプリ、量と期間、購入先。
飲み始めてからの変化、むくみや足のつり、眠れているか。
——ここを整理して、次の診察で確認することをまとめます。
薬や漢方をやめるための整理では、ありません。
何を使っているのか、誰にも見えていない状態を終わらせるための整理です。
そのうえで必要な方のみ、初回限定6,900円で初回相談・施術をご案内します。
自然由来だから安心。
——そう思っていると、確認しなくなります。
効いているなら、それは作用しています。
なら、扱いも薬でいい。
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
本山整体サロン
#名古屋整体 #本山整体 #千種区整体 #名東区整体 #アトピー #漢方 #甘草 #漢方の副作用 #アトピー改善 #本山整体サロン
アトピーの漢方に副作用はない?甘草と長期服用の注意点
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——ステロイドが怖くて、漢方に切り替えた。自然なものだから、長く飲んでも大丈夫だと思っている。そんな人へ——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
「ステロイドは、なるべく使いたくない」。
「だから、漢方にしました」。
そして、たいていこう続きます。
「漢方なら、副作用ないですし」。
——ここで、いつも少し引っかかります。
副作用がないものが、症状だけ変えることはありません。
飲んでかゆみが落ち着いたなら、それは体に作用しています。
名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
そして僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
その40年で、僕も「自然なもの」へ流れた時期があります。
だから、気持ちは分かります。
そのうえで書きます。
漢方で楽になる方はいます。医師や薬剤師の管理のもとで使うのも、治療の選択肢です。
だから、やめろという記事ではありません。
ただ——漢方だけは薬ではない、という扱いはやめてください。
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漢方は、すべてが穏やかに効くわけではありません
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まず、ここから外しておきます。
「漢方はゆっくり穏やか、病院の薬は強くて早い」。
——この分け方自体が、かなり雑です。
比較的早く体感が変わる処方もあります。
一定期間かけて経過を見る処方もあります。
症状によっても、人によっても違います。
漢方という名前だけで、効き方も安全性も一括りにはできません。
【アトピーの人が、漢方へ向かう理由は分かります】
ステロイドが不安。
長い治療に、疲れた。
抑えているだけではないか、という違和感。
体質から変えたい。
子どもに薬を使うことへの、罪悪感。
そして「根本から」という言葉。
——どれも、責められることではありません。
僕自身、同じ道を通っています。
ただ、これだけは言わせてください。
「根本から」という言葉は魅力的です。
でも、その言葉だけで副作用は消えません。
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甘草(カンゾウ)を含む漢方で、注意したいこと
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具体的なほうが早いので、一つ挙げます。
甘草。
多くの漢方処方に含まれている生薬です。
【まず、効き方の話から】
甘草を含む漢方を飲んで、かゆみや体調が楽になったと感じる方はいます。
ただ、それは処方全体の作用です。
甘草だけの効果と決めることは、できません。
大事なのは、そこではありません。
症状が動いたなら、体に作用しているということ。
——ここです。
【むくみ、血圧上昇、脱力、足のつり】
甘草やグリチルリチン酸を含む製剤では、偽アルドステロン症や低カリウム血症、ミオパチーといった副作用に注意が必要とされています。
難しい名前はさておき、出方はこういう形です。
むくむ。
数日で体重が増える。
血圧が上がる。
体がだるい。
手足に力が入りにくい。
足がつることが増えた。
——軽く見られやすいのが、この「なんとなくだるい」と「よく足がつる」です。
もちろん、飲めば必ず起きるものではありません。
量、期間、年齢、持病、ほかの薬との組み合わせで変わります。
【重なっていることに、誰も気づかない】
これが、いちばん多い落とし穴です。
甘草を含む漢方を、二種類飲んでいる。
医療用の漢方と、市販の漢方を併用している。
グリチルリチン酸を含む別の薬を、同時に飲んでいる。
皮膚科、内科、婦人科と、処方元が分かれている。
そこへ、自分で買い足したものが加わる。
——製品によっては、市販薬やサプリにも含まれていることがあります。
成分表示を、一度見てみてください。
一つずつは普通の量でも、処方元が分かれれば合計量は見えなくなります。
甘草が悪いのではありません。
甘草が重なっていることを、誰も知らない状態が危ないんです。
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甘草だけの話では、ありません
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漢方によって、入っている生薬も注意点も違います。
だから「漢方全部に同じ副作用がある」ではありません。
そのうえで、知っておいてほしいものを簡潔に。
【薬物性の肝障害】
強いだるさ。
食欲が落ちる。
吐き気。
皮膚や白目が黄色い。
尿の色が濃い。
——ただし、自覚症状がないまま検査で分かることもあります。
だから「調子がいいから大丈夫」とは言えません。
長く飲むなら、検査が必要かどうかを処方元に確認してください。
【間質性肺炎】
一部の漢方製剤では、まれですが間質性肺炎が重大な副作用として記載されています。
空咳が続く。
息切れする。
息苦しい。
熱がある。
——漢方を飲み始めてからの空咳を、季節のせいだけにしないでください。
【山梔子(サンシシ)を含む処方の、長期服用】
山梔子を含む一部の漢方製剤では、長期服用と腸間膜静脈硬化症との関連が知られています。
年単位の話です。
腹痛、下痢、便秘、お腹の張りが続くなら、相談してください。
そして、何より——
何年も同じ処方を、漫然と続けないこと。
自分の漢方に何が入っているか、処方名と飲んでいる期間くらいは、把握しておいてください。
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「最初は効いたのに、最近効かない」と感じたら
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これも、よく聞きます。
「飲み始めはすごく良かったのに、最近いまひとつ」。
これを「漢方に耐性がついた」と決めつけないでください。
体調も、症状も、季節も変わります。
処方が、今の状態に合わなくなっていることもあります。
最初の変化を、効果として強く感じていたのかもしれません。
——理由は、一つではありません。
言えるのは、これだけです。
最初に合っていたことは、何年後も合っている証明にはなりません。
だから、見直す機会が要ります。
【やめたら戻った、について】
「やめたら、前より出た気がする」。
——これも聞きます。
ただ、これを漢方の反跳や依存と即断はできません。
抑えられていた症状が、また出てきただけかもしれない。
病気の波かもしれない。
やめた時期に、別の悪化要因が重なったのかもしれない。
そのうえで、元の話は変わりません。
飲んでいて落ち着いていることと、もう治療が要らない状態になったことは、別です。
——これは、飲んでいるものが何であっても同じです。
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ステロイドを避けても、リスクがゼロになるわけではありません
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ここが、今日いちばん伝えたいところです。
「ステロイドを使っていないから、安全な治療をしている」。
——そう思っている方が、かなりいます。
まず、はっきりさせておきます。
ステロイドを使うかどうかは、あなたと主治医が決めることです。
避ける選択そのものを、責めるつもりはありません。
でも、切り替えたからリスクがゼロになった、とは言えません。
【非ステロイドも、体に作用する治療薬です】
ステロイド以外の塗り薬もあります。
免疫の伝達を抑えるもの。
炎症の信号を抑えるもの。
——仕組みは違いますが、炎症を抑えるために働いています。
塗り薬も、飲み薬も、漢方も、それぞれ目的も注意点も違います。
全部同じだとは言いません。
ただ、共通していることが一つあります。
作用するから、楽になる。
「ステロイドではない」は、安全性の説明になっていません。
ステロイドを避けたことと、リスクを避けたことは、同じではありません。
天然か、人工か。
——その線引きだけで、安全性は決まりません。
何を避けて、代わりに何を選んだのか。
そこを分かって選んでいるかどうかで、その後がまったく変わります。
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いちばん危ないのは、誰も全体を把握していない状態です
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ここが、後半の核です。
問題は、成分ではありません。
こういう方が、実際に多いです。
皮膚科から、塗り薬と飲み薬が出ている。
内科や別のところから、漢方が出ている。
ドラッグストアで、市販の漢方を買い足している。
ネットで買ったサプリも続けている。
——本人は、それぞれを別物だと思っている。
そして、どの医師にも全体を伝えていない。
薬剤師にも、一部しか見せていない。
商品名も、覚えていない。
危ないのは、漢方を飲むことではありません。
誰も全体を見られない飲み方です。
【処方薬は伝えるのに、漢方とサプリは言わない】
これ、よくあります。
「またそんなものを、と言われそうで」。
気持ちは分かります。
でも、処方薬は申告して、自然療法だけ申告しない。
——その分け方に、医学的な意味はありません。
その空白が、飲み合わせを見えなくします。
【一本化ではなく、分断しないこと】
処方元を、必ず一か所にしろとは言いません。
複数の科にかかる必要がある人もいます。
大事なのは、情報を分断しないことです。
すべての医療機関と薬局へ、同じ一覧を見せる。
少なくとも、かかりつけ医と薬剤師が全体を確認できる状態にする。
——これで十分です。
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処方薬・漢方・市販薬・サプリを、一つの一覧にする
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今日からできることは、これです。
お薬手帳は有用です。
ただ、持っているだけでは足りません。
市販薬、ネットで買ったもの、漢方、サプリ、健康食品。
——これらは、自動では記録されません。
書かれていないものが、いちばん見落とされます。
【一覧に入れること】
処方薬は、お薬手帳へまとめる。
市販薬、漢方、サプリは、商品名を追記する。
パッケージと成分表を、写真に撮っておく。
飲んでいる量と回数。
いつから飲んでいるか。
——スマホのメモでも構いません。
見せられる形になっていれば、それでいい。
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漢方を使うなら、期間と評価日を決める
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否定ではないので、使い方も書いておきます。
処方や薬局で、そのまま聞ける形にしました。
この漢方には、どんな生薬が入っていますか。
甘草は入っていますか。
ほかの薬や漢方と、重なっていませんか。
どの症状を目標に飲みますか。
いつ、効果を評価しますか。
どのくらいの期間を予定していますか。
改善しなければ、いつ見直しますか。
長く飲む場合、検査は必要ですか。
どんな症状が出たら、連絡すべきですか。
市販薬やサプリも、一緒に飲んでよいですか。
——全部でなくていいです。
処方された日が、説明の終わりではありません。
評価する日まで決めて、初めて治療です。
【市販のものを足すとき】
市販の漢方が危険、という話ではありません。
市販薬にも、用法と用量と、使用期間の目安があります。
市販だから管理が要らない、ということはありません。
足すなら、必ず申告してください。
自分では「薬じゃない」と思っているものが、重なります。
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こういうときは、続けたまま様子を見ないでください
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見分けをつけるのは、こちらの仕事ではありません。
ただ、知っておいてほしい症状があります。
【甘草に関連する異常を疑うとき】
急なむくみ。短期間の体重増加。
血圧が上がってきた。
強いだるさ。手足の脱力。
足がつることが増えた。動悸。
【肝臓の障害を疑うとき】
強いだるさ。食欲不振。吐き気。
皮膚や白目が黄色い。尿の色が濃い。
【肺の炎症を疑うとき】
空咳。息切れ。息苦しさ。発熱。
——これらが出たときは、次の服用を続けたまま様子を見ないでください。
処方元、薬剤師、医療機関へ速やかに連絡を。
息が苦しい、意識の状態がおかしいときは、緊急の受診も考えてください。
「たかが漢方」と思っていると、相談が遅れます。
そこが、いちばんもったいない。
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僕も「自然なものなら大丈夫」に逃げました
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正直に書きます。
40年アトピーで、いろいろ試しました。
薬が怖かった時期があります。
天然、無添加、体にやさしい。
——そういう言葉に、惹かれました。
そして、薬を使っていないつもりになりました。
でも実際には、複数のものを体に入れていました。
何が効いて、何が合わないのか。
——把握できていませんでした。
炎症が残っていても「自然なものだから大丈夫」と思っていた。
これは僕自身の話です。
自然療法を選ぶ人が、みんなそうだとは言いません。
ただ、今になって思うのは、これです。
自然なものを選んだことが、間違いだったのではありません。
何をしているか分からなくなったことが、間違いでした。
僕が逃げたのは、薬からではありません。
使っているものを、薬として見ることからです。
いちばん危ないのは、「何もしていないつもり」でいること。
使うなら、使っていると自覚して使う。
そして、誰かに把握してもらう。
——それだけで、遠回りはかなり減ります。
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名古屋市千種区・本山整体サロンが向き合えること
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整体が、漢方の代わりになるわけではありません。
飲み合わせの判断も、中止や変更の指示も、副作用の診断もしません。
そこは、医療機関と続けてください。
ただ、いろいろ試してこられた方の相談で、よく聞くのはこういう話です。
試しすぎて、何が効いたのか分からなくなっている。
情報が多すぎて、選ぶこと自体に疲れている。
良いと聞いたものを足し続けて、食事も生活も極端になっている。
かゆみで眠れないまま、朝を迎えている。
首も肩も、力が入ったまま固まっている。
そして、次の診察で何を伝えればいいのか分からない。
名古屋・本山の本山整体サロンでは、医療機関の治療とは別に、そこへ向き合います。
いま何を使い、何に困っているのかを、一度すべて並べる。
次の診察で、何を確認するか。
体の負担のうち、どこなら減らせるか。
——治療を増やしすぎて頭も体も疲れ切っている状態を、そのままにしないために。
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まとめ|自然由来は、安全の証明ではありません
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今日の話を、まとめます。
漢方は、自然由来であっても薬です。合う方はいますし、否定はしません。
甘草のように、知らないうちに重なりやすい生薬があります。
長く飲むなら、処方と体の状態を定期的に見直してください。
ステロイドを避けても、リスクがゼロになるわけではありません。
そして、処方薬も市販薬も漢方もサプリも、一つの一覧にして共有してください。
「漢方を何種類飲んでいるか、すぐに答えられない」。
「甘草が入っているか、見たことがない」。
「皮膚科には、漢方やサプリのことを伝えていない」。
——一つでも当てはまるなら、一度すべて並べてください。
そのとき、LINEで【土台チェック】と送ってください。
いまの症状、処方薬、市販薬、漢方の商品名と処方名、サプリ、量と期間、購入先。
飲み始めてからの変化、むくみや足のつり、眠れているか。
——ここを整理して、次の診察で確認することをまとめます。
薬や漢方をやめるための整理では、ありません。
何を使っているのか、誰にも見えていない状態を終わらせるための整理です。
そのうえで必要な方のみ、初回限定6,900円で初回相談・施術をご案内します。
自然由来だから安心。
——そう思っていると、確認しなくなります。
効いているなら、それは作用しています。
なら、扱いも薬でいい。
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
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愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
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本山整体サロン
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