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2026.08.14

アトピー

腸内細菌は、そこにいるだけではありません|日本人の大腸がん研究が示したこと ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ——腸内環境が大事、はもう聞き飽きた。その先を知りたい人へ—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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腸内細菌は、そこにいるだけではありません|日本人の大腸がん研究が示したこと
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——腸内環境が大事、はもう聞き飽きた。その先を知りたい人へ——

名古屋・本山整体サロン 吉川真介

先日、松本人志さんが大腸の腫瘍を切除する手術を受け、本人も「がん」だったことを明かしました。

大腸がんという言葉を、久しぶりに身近に感じた方も多いと思います。

——念のため書いておきますが、あの方の病気の原因が何だったのかは、誰にも分かりません。

僕が今日書きたいのは、そこではありません。

その少し前に発表された、ある研究の話です。

名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。

僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。

なぜアトピーのブログで、大腸がんの話をするのか。

——読んでもらえれば、分かります。

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2025年、大腸がんの全ゲノム解析
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国立がん研究センターなどが参加した国際共同研究の結果が、発表されました。

11か国、981例の大腸がんを、全ゲノムで解析したものです。

そこで注目されたのが、コリバクチンという物質でした。

【コリバクチンとは何か】

一部の大腸菌などの腸内細菌が作る、毒素です。

そして、この毒素はただ存在するだけではありません。

人の細胞のDNAに、傷をつけます。

——ここが、今日の話の入口です。

【傷には、指紋が残る】

DNAにつく傷には、原因ごとに特徴的なパターンがあります。

コリバクチンによる傷にも、決まったパターンがある。

研究では、それをSBS88、ID18と呼んでいます。

そして——

日本人の症例では、このどちらかが約半数で見つかりました。

他の地域の平均は、19%です。

日本は、その2.6倍以上でした。

【もう一つ、気になる数字】

50歳未満で発症した症例。

そこでは、70歳以上の症例と比べて、このパターンが3.3倍多かった。

——若い世代のほうが、多かったということです。

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ここからが、本題です
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僕がこの研究でいちばん引っかかったのは、数字ではありません。

こちらです。

手術の時点で、その菌が多いか少ないかと、DNAに残った傷の痕跡は、一致しませんでした。

なかには——

いま、その菌が検出されないのに、DNAには痕跡が残っている。

そんな症例もありました。

研究では、もっと早い時期から、長い時間かけてさらされていたことが重要ではないか、と考えられています。

【いま「いない」ことは、何もなかった証明にはなりません】

これは、かなり大きな話だと思っています。

検査をする。

——特に、何も出ない。

「じゃあ、大丈夫ですね」。

そう言われて、終わる。

でも、この研究が示しているのは、そうとは限らないということです。

いまの便だけを見ても、分からないことがある。

過去に、どんな腸内環境にさらされてきたのか。

その一部は、DNAにまで痕跡を残すことがある。

——この研究は、そこまで見せています。

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無症状だから、何も起きていないとは限りません
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同じ話が、もう一つあります。

ピロリ菌です。

胃の中にすみつく細菌で、胃炎や胃潰瘍、胃がんとの関係が知られています。

そして、ここが大事なところです。

——感染していても、無症状の人は珍しくありません。

痛くない。

もたれない。

だから、いることに気づかないまま、何年も過ごします。

【世代で、かなり違います】

日本人の感染率は、生まれた年で大きく変わります。

上の世代ほど高く、若い世代ほど下がってきています。

衛生環境が変わったからです。

逆に言えば——

年齢が上の方ほど、まだ持っている人がいるということです。

【ここからは、僕の見方です】

もちろん、ピロリ菌がいれば全員が消化不良になる、という話ではありません。

でも、僕がアトピーの方を見るとき、胃の状態はかなり気にします。

食べているのに、力が出ない。

食後に、いつも張る。

鉄や亜鉛を足しても、動かない。

——そんな人に、「何が足りないか」ばかり考えても、うまくいかないことがあります。

入れる前に。

そもそも、消化して、受け取れる状態なのか。

——そこを見ます。

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菌は、いるだけではありません
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ここまでを、まとめます。

腸内細菌は、ただそこに住んでいるわけではありません。

物質を作っています。

その物質は、人の細胞に作用します。

——コリバクチンは、DNAに傷をつけるところまで確認されました。

だから、こう考えたほうがいいと思っています。

腸内環境を、「善玉菌」「悪玉菌」の二つに分けても、たぶん足りません。

見るべきは、そこではありません。

何が、どれだけいるのか。

その菌は、何を作っているのか。

作られたものが、粘膜とどう接しているのか。

そして、その粘膜と免疫が、それに耐えられる状態なのか。

——ここです。

【アトピーの話に、戻します】

「なぜ大腸がんの話をしたのか」。

理由は、一つです。

腸の中の微生物が、その場所だけで完結していないと分かってきているからです。

大腸がんは、腸に出ます。

でも、その引き金になった物質は、腸の中の菌が作ったものでした。

つまり——

症状が出ている場所と、原因が動いている場所は、同じとは限りません。

ここが、アトピーの話とつながります。

皮膚に症状が出ている。

だから、皮膚を見る。

——それは、当然です。

でも、皮膚だけを見ていると、この世界が丸ごと抜け落ちます。

僕は、アトピーを皮膚だけの問題として見ていません。

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分かっていること、まだ分からないこと
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正直に、線を引いておきます。

分かっていること。

腸内細菌には、人の細胞に作用する物質を作るものがいる。

その痕跡が、日本人の大腸がんで高い割合で見つかった。

いま菌が見つからなくても、過去の影響が残っていることがある。

——ここまでは、研究の話です。

まだ分からないこと。

その菌がいたら、必ず病気になるわけではありません。

大腸がんの原因が、腸内細菌だけということでもありません。

そして、アトピーとコリバクチンを直接つなぐ話でも、ありません。

——そこは、はっきりさせておきます。

でも、こうも思っています。

まだ全部が分かっていないから、調べる価値がない。

——僕は、そうは思いません。

腸の中で何が起きているかを見る価値は、十分にあります。

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腸には、細菌だけがいるわけではありません
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そして、もう一つ。

腸の中にいるのは、細菌だけではありません。

カビもいます。

ウイルスもいます。

場合によっては、寄生虫もいます。

——それらが、一つの生態系として動いています。

次回は、そこを書きます。

カンジダと、寄生虫と、アレルギーの話です。

そして三回目に、なぜ僕がアトピー改善の最初に「減らす」段階を置いているのかを書きます。

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僕が見ているのは、皮膚だけではありません。

眠れているか。

食べられているか。

消化できているか。

受け取れているか。

出せているか。

そして、腸の粘膜と免疫が、いまどれだけ耐えられる状態なのか。

——そこまで見ます。

名古屋・本山・千種区の本山整体サロンでは、そこを一緒に整理していきます。

「腸内環境が大事と言われて、発酵食品もサプリも試した」。

「でも、何も変わらなかった」。

そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。

いまの症状、食べているもの、お腹の状態、眠れているか。

どこで止まっているのかを、一緒に見ていきます。

必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。

菌は、そこにいるだけではありません。

何かを、作っています。

——見るべきなのは、そこです。

名古屋・本山整体サロン
吉川真介

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