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2021.02.15

スタッフブログ

【良質な脂質を摂ろう!!】その2

こんにちは。昨日はバレンタインデー💝でしたね。

皆さんはどなたかに大切な人にチョコレートを送りましたか❓



気付けば2月ももう半ば。

立春も過ぎ、暦の上ではもう春ですね。

今日はあいにくの雨模様でしたが、なんとなく寒さも和らいできたような気がします。

早く暖かくならないかなあ~😉




さて、前回は良質な脂質を摂ることがなぜ体にとって重要なのかをお伝えしました。

今回は《具体的な脂質の摂り方》についてお伝えしていこうと思います☝

 
 

~ポイントは3つ~

 ①脂質のバランス

 ②具体的に取る物

 ③脂質の取る量

 

 

脂質の取り方の3つのポイントについて

 先ずは1つ目の

 


【ポイント①】 脂質のバランス

  脂質は、バランスがとても重要!!

  オメガ3とのバランスが悪くなるほど過剰に摂取すると、

  体に悪影響を与えてします恐れがあります。

 

 

オメガ3?・オメガ6??と思われた方もいると思うので

オメガ3・オメガ6が何かというと・・・

 

脂質には、脂肪酸というものがあります。

この脂肪酸をまず2つに分けることができます。

それは、【飽和脂肪酸】【不飽和脂肪酸】です。

 

 



では、【飽和脂肪酸】とは、

 基本的に常温でも個体の脂肪に多く含まれています。

   ・バター

   ・牛脂牛肉

   ・豚肉の脂身

       などに含まれています。

 

 

もう一方の【不飽和脂肪酸】

 常温で液体の脂質に多く含まれています。

   ・オリーブオイル

   ・魚の脂

       などです。

 

 

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸は

両方をバランス良く取ることが必要です。

 


ただし、飽和脂肪酸の方が比較的太りやすい

という特徴があるので、太り気味の人は控えめにしましょう!!


 

 


そして、【不飽和脂肪酸】はさらに3つに分けられます。

 ①オメガ3

 ②オメガ6

 ③オメガ9

 

オメガ3とオメガ6は、体内で作ることができないので

外から取り入れる必要があります。

 それに対して、オメガ9は体内でも作ることができます。

 


オメガ3は

青魚・エゴマ油・亜麻仁油

多く含まれています。

 

そして、オメガ6は

サラダ油・ごま油・トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)

カップ麺・スナック菓子・ケーキ・アイス
 などに

含まれています。


 

 大切なことはオメガ6を減らすことです。




オメガ6は私たちが生きるために欠かせない必須脂肪酸です。

毎日の食事から摂取する必要があります。

もし不足すれば、体に必要な栄養が行き渡らなくなってしまうため

疲れやすくなったり、肌荒れしたり、最悪 病気になる危険性もでてきます。

成長期の子供にとっては、脳の発育にもう重要な栄養です。





では、なぜオメガ6を減らすべきなんでしょう。




 
オメガ6の種類で日本人が1番多く摂取しているのはリノール酸だと言われていますが

オメガ6の1日の摂取量は、大人で8~10グラム程度

摂取上限量は、1日の総エネルギー量の10%未満となっています。





結論から言うと、オメガ6は安価な為、たくさん出回っており

そのせいで私たちはオメガ6を摂りすぎているからです。




手軽に買えるお総菜として揚げ物や天ぷらには使いやすいサラダ油が使用されていたり

また、カップ麺やお菓子にも多く含まれているため、

食が豊になった現代の食生活では、摂りすぎてしまう人が増えている状況です。

リノール酸の過剰摂取が原因でアトピーが悪化したという声も多く聞かれます。



 

そして、オメガ3とオメガ6はライバル関係にあります。

オメガ3は細胞膜を柔らかくして、オメガ6は細胞膜を固くします。

 

オメガ3もオメガ6も体に取っては必要なので両方取る必要はあります。

 ただ、この2つのバランスが重要なんです☝

 

 

摂取のバランスはオメガ3が1に対して、オメガ6は2~4が理想です。

 


しかし、現実はオメガ3が1に対して、オメガ6は20以上だと言われています。

つまりオメガ6を摂取しすぎてしまっているんです😩

 


そして、このせいで多くの現代人は細胞膜が硬くなりすぎて

脳や体の機能が落ちてしまっています。




オメガ3の1日の必要摂取量は小さじ1杯(5グラム程度)なので

摂取するのに、さほど難しい量ではありません。

バランスを気にしてオメガ3を摂取しなくても、リノール酸の多い食品を

日頃の食事から減らすだけで十分です。




オメガ6の摂取量を守れば、自然と健康的な生活も身につくと思います。

常日頃、自分がどれだけ摂っているか、一度振り返ってみてはいかがでしょうか?