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2026.09.24

アトピー

見つかったら、どうするのか|叩く前に、やることがあります——腸内感染シリーズ⑤・最終回—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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見つかったら、どうするのか|菌を減らすことと、バランスを保てる腸をつくることは別です
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——悪者を全部退治すれば平和になる、そういう世界じゃないんです——

腸内感染シリーズ⑤・最終回

名古屋・本山整体サロン 吉川真介

結果が出た。

名前が、並んでいる。

そして、こう聞かれます。

「で、何で叩けばいいですか」。

——この質問が、いちばん危ないです。

名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。

僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。

最終回です。

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そもそも、なぜそこに居座れるのか
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細菌。

真菌。

寄生虫。

名前が分かった。

じゃあ、退治しよう。

——ちょっと待ってください。

気になるのは、そこだけじゃないんです。

なぜ、その腸で問題が起きているのか。

ここです。

腸の中には、膨大な数の微生物がいます。

それを全部排除しようなんて、そもそも無理な話です。

そして、排除する必要もありません。

僕らは、腸内細菌と共存して生きています。

でも、共存するには条件があります。

腸の中の環境。

腸壁の状態。

粘液のバリア。

腸の免疫。

これらが、お互いに影響し合っています。

腸内細菌は、ただそこに住んでいるだけではありません。

腸壁や免疫のはたらきにも関わっています。

そして逆に、腸壁や免疫の状態も、そこに住む微生物の環境を左右します。

菌が腸を変える。

腸も、菌を変える。

一方通行じゃないんです。

ここが、ものすごく大事なところです。

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叩いて終わり。それで本当に終わりですか
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たとえば、ある感染症が見つかったとします。

適切な薬で治療する。

これは、必要なことです。

治療が必要なものを、後回しにする話ではありません。

でも、そこで一つ考えたいんです。

もともと、その人の腸はどういう状態だったのか。

便秘を繰り返していなかったか。

下痢が続いていなかったか。

長年、抗生物質を使っていなかったか。

食事はどうだったか。

腸の粘膜や免疫に、問題はなかったか。

感染症を治療することと、こうした背景を見直すことは、別の話です。

もちろん、薬による治療だけで解決するものもあります。

でも、慢性的なお腹の症状が残っているなら、そこで考えることをやめたくない。

【菌を減らすことと、菌のバランスを保てる腸をつくることは、同じじゃありません】

ここを、混同したくないんです。

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いきなり強いものを入れると、どうなるか
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自己流でやる人が、いちばん崩れます。

ネットで見つけたやり方で、強いものを一気に入れる。

すると、腸が荒れている人ほど反動が出ます。

体調が崩れて、皮膚も一緒に崩れる。

これを、何度も見てきました。

しかも、相手は一人じゃないことがあります。

一つだけ叩いても、空いた席に別のものが入ることがある。

そして、反応する側が変わっていなければ、次の刺激で元に戻ります。

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「悪化したら効いている証拠」には乗らないでください
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この言葉、聞いたことがあると思います。

「今は出しているところです」。

「悪くなるのは、効いているからです」。

うちでは、こういう言い方をしません。

悪化するほど正しい、という構造そのものが危ないからです。

それだと、どこまで悪くなっても止める理由がなくなります。

止められないやり方は、おかしい。

崩れたら、まず一度止めてください。

そのうえで、三つ確認します。

いつから、崩れたか。

直前に、何を変えたか。

止めたら、どこまで戻るか。

戻らないなら、それは「出している」ではありません。

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菌を増やせばいい、という話でもありません
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ここからは、よく聞く腸活の話にもつながります。

腸内環境を整えましょう。

善玉菌を増やしましょう。

乳酸菌を摂りましょう。

——よく聞きますよね。

でも、思うんです。

菌を増やす前に、その菌が暮らす場所はどうなっているんですか。

お腹がパンパンに張っている。

ガスが多い。

便秘が続いている。

食べるたびに調子が悪くなる。

そんな人に、

「もっと食物繊維を」。

「もっと発酵食品を」。

「もっと乳酸菌を」。

本当に、それでいいんでしょうか。

何を入れるか。

何を減らすか。

もちろん、それも大切です。

でも、もっと大事なのは、その結果、腸の中で何が起きているのか。

そして、その人の体調がどう変わったのか。

菌が増えた。

種類が増えた。

検査の数字が変わった。

それで?

お腹は楽になりましたか。

アトピーは、良くなりましたか。

知りたいのは、そっちなんです。

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うちが、何から触るか
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ここは、感染症の治療の話ではありません。

うちで体を立て直すときの、順番です。

一、減らす。

先に増やすのではなく、減らします。

入ってくる負担を、いったん落とす。

甘いもの。

お酒。

夜遅い食事。

目的のないまま増えたサプリ。

何を足すかより、何を置いていくか。

二、出す。

便。

尿。

汗。

出ていかない体に、どんどん入れても詰まるだけです。

三、入れる。

そして、材料です。

ここで極端に抜く方向へ走らないでください。

食べるものを削りすぎると、体は作れなくなります。

これで崩れた方を、何人も見てきました。

四、流す。

血流。

リンパの流れ。

呼吸。

固まって動かない体では、入れても届きません。

うちがやっているのは、ここです。

五、休ませる。

夜。

ここが動かないと、ほかを全部やっても止まります。

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ここは、医療の仕事です
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感染症として、診断と治療が必要なものがあります。

そこは、自己流でやる場所ではありません。

強い腹痛。

続く下痢。

熱。

体重が落ちていく。

血が混じる。

このときは、先に医療機関です。

アトピーの薬についても、「やめろ」とは言いません。

炎症が強い時期に抑えるのは、必要です。

抑えているあいだに、土台を作る。

そういう順番で考えています。

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進んでいるかどうかは、どこで見るか
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検査の紙から名前が消えたか、では判断しません。

お腹の張りとガスが、減ってきたか。

便が、安定してきたか。

食後に、落ちにくくなってきたか。

崩れたあと、戻るのが早くなってきたか。

夜、眠れているか。

疲れが、抜けているか。

三か月前と、比べてください。

去年の同じ季節とも、比べてください。

一日単位の肌で、方向を決めないことです。

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五回分を、一行ずつにすると
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① 薬が効いたことと、原因が正しかったことは、別です。

② 寄生虫は一括りにできません。いなかったのではなく、見えていなかったものがあります。

③ 好酸球やIgEは、寄生虫でもアレルギーでもアトピーでも動きます。数字に、敵の名前は書いてありません。

④ 検査は答えの紙ではなく、材料の紙です。「出なかった」は、いないの証明ではありません。

⑤ 菌を減らすことと、バランスを保てる腸をつくることは、別の仕事です。

そして、五回を通して言いたかったことは一つです。

【寄生虫が原因だ、と言いたいんじゃありません】

【可能性として、一度も候補に入っていないことが問題なんです】

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「検査で名前が出たが、どうすればいいか分からない」。

「自己流でやって、かえって崩れた」。

「腸活をやっているのに、お腹も肌も変わらない」。

そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。

いつから、どこに、お腹の状態、これまで何をやってきたか。

そこから、何が先かを一緒に決めます。

必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。

寄生虫がいた。

カンジダが増えていた。

腸内細菌のバランスが乱れていた。

それが分かったとしても、話はそこで終わりません。

なぜ、そんな状態になったのか。

どうすれば、良い状態を保てるのか。

菌を変えるだけでなく、菌が暮らす環境にも目を向ける。

これが、僕の考える腸からの体質改善です。

本当に変えたいのは、検査の数字じゃない。

その人の体なんです。

さて。

五回、読んでいただいて、ありがとうございました。

ただ、最後に一つだけ引っかかっていることがあります。

「菌を増やせば健康になる」。

——その常識、本当に正しいんでしょうか。

次のシリーズで、そこを書きます。

名古屋・本山整体サロン
吉川真介

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