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2026.10.22

アトピー

生理前になるとアトピーが悪化する人へ|女性ホルモンは、いつでも味方とは限りません ——毎月一回、体の弱いところが強制的に表に出る週があります—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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生理前になるとアトピーが悪化する人へ|女性ホルモンは、いつでも味方とは限りません
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——毎月一回、体の弱いところが強制的に表に出る週があります——

名古屋・本山整体サロン 吉川真介

毎月、同じ週です。

生理が始まる一週間くらい前。

首がかゆくなる。

顔がヒリヒリして、いつもの保湿剤が刺さる。

夜、無意識に掻いていて、朝に跡がついている。

そして生理が始まると、スッと楽になる。

——で、また次の月も同じことが起きる。

このパターンに気づいている人は、だいたい一度は言われています。

「生理前はホルモンバランスが崩れるからね」。

言われて、なんとなく納得して、帰ってくる。

でも、次の月もまた同じように崩れる。

名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。

僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。

その中で、この「毎月同じ週」の話を、何百回と聞いてきました。

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まず、気のせいではありません
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2025年に、系統レビューが出ています。

16の研究を集めて検討したものです。

結論は、こうでした。

どの文献も一致して、生理前にアトピーのコントロールが悪くなることを認めている。

しかも、たいていは生理が始まる前の一週間です。

——あなたが感じている通りの時期です。

ただし、著者自身がこう書いています。

既存の研究の質は低い。

そして、生理前の悪化に対する治療の方法については、ほとんど証拠がない。

ここが、今の位置です。

起きていることは認識されている。

でも、どうすればいいかは整理されていない。

だから、婦人科でも皮膚科でも「生理前はそういうものだから」で終わってしまう。

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でも、「ホルモンのせい」で終わらせると、来月も同じです
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ここが、この記事でいちばん言いたいことです。

生理前に崩れる人を見ていて、気づいたことがあります。

崩れる場所が、毎月ほぼ同じなんです。

首の人は、ずっと首。

顔の人は、ずっと顔。

手の人は、ずっと手。

——ホルモンは血液に乗って、全身をめぐっています。

全身に同じように届いているのに、なぜ毎月同じ場所から崩れるんでしょうか。

そこが、もともと弱いからです。

ホルモンが、崩す場所を決めているのではありません。

弱いところが、先に出ているだけです。

だから僕は、こう見ています。

生理前の一週間は、体の余力が落ちる週です。

そして余力が落ちたとき、いちばん薄いところから先に崩れる。

毎月一回、弱点が強制的に表に出される週。

——テストみたいなものです。

しかも、毎月採点されます。

ここが分かると、見方が変わります。

その週を「ホルモンのせい」にして通り過ぎるのは、毎月届く答案を、見ずに捨てているのと同じです。

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エストロゲンは、いつでも味方とは限りません
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ここで、ホルモンの側の話もしておきます。

エストロゲンといえば、女性らしさを保ち、骨や血管や皮膚を支えるホルモンです。

それは、その通りです。

でも、エストロゲンには免疫に働きかける作用もあります。

しかも、その作用は一方通行ではありません。

ある条件では、炎症を抑える方向に。

別の条件では、免疫の反応を強める方向に。

同じホルモンが、状況によって逆の顔を見せます。

つまり、多ければ健康、少なければ不健康、という話ではないんです。

ここ、覚えておいてください。

問題になるのは、量だけではありません。

変動の幅。

ほかのホルモンとのバランス。

そして、受け取る側の組織の状態です。

同じ量のホルモンが流れていても、受け取る皮膚や粘膜の状態が違えば、出方が変わります。

だから、同じ生理前でも、崩れる人と崩れない人がいる。

そして同じ人でも、年によって崩れ方が変わる。

——血液検査のホルモン値だけを見ていても、ここは説明できません。

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その週、皮膚だけが崩れていますか
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ここ、思い出してみてください。

生理前の一週間。

便は、どうなっていますか。

出なくなる人。

逆にゆるくなる人。

お腹が張って、食べたあとに苦しくなる人。

胃のもたれが出る人。

頭痛が来る人。

鼻がつまる人。

口の中が荒れる人。

眠りが浅くなって、夜中に起きる人。

——同じ週に、皮膚以外も動いていませんか。

ここが大事です。

皮膚だけが崩れているのではありません。

体のあちこちが、同じ週に一段落ちています。

その中で、いちばん目に見えるのが皮膚だということです。

だから、皮膚だけを強化しようとしても、追いつかない。

そして、便と睡眠が同じ週に落ちているなら——

皮膚の材料を作る側と、修復する時間の側が、同時に細くなっているということです。

掻いた跡が残りやすいのも、戻るのに日数がかかるのも、ここが絡んでいます。

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更年期になると、その「毎月」が不規則になります
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ここも、つながっています。

更年期に入ると、エストロゲンの量は、全体として減っていきます。

ただ、減り方は一直線ではありません。

エストロゲンもプロゲステロンも、分泌が不規則に揺れます。

ここが、更年期のややこしさです。

生理前という「読める波」だったものが、読めない波に変わる。

今まで「生理の一週間前」だったはずの悪化が、いつ来るか分からなくなる。

そして、毎月の予測が立たなくなると、人は対策をやめます。

——その時期に、肌が一気に崩れる人がいます。

ここは言い切っておきます。

「減ったから悪くなる」とも、「増えたから悪くなる」とも言えません。

幅の大きい変動そのものが、体にとっての負荷になります。

だから、更年期に入る前に、崩れ方の小さい体にしておいたほうが楽です。

毎月の波で練習できるうちに、やっておく価値があります。

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毎月、同じ週に薬を増やして回している人へ
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はっきり書きます。

生理前に強めの薬を使って乗り切るのは、間違いではありません。

炎症が強い週に抑えるのは、必要なことです。

そこは否定しません。

でも、一つだけ分けて考えてください。

今月の火を消すことと、来月また同じ場所から火が出ないようにすることは、別の仕事です。

毎月、同じ週に。

毎月、同じ場所から。

同じように火が出ているなら——

その場所の床が、もともと燃えやすいということです。

消す道具だけを強くしていっても、床は変わりません。

【抑える計画と、崩れにくくする計画は、同時に走らせないと終わりません】

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三周期分、書いてください
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やってほしいことは、一つだけです。

カレンダーに書いてください。

生理が始まった日。

かゆみや湿疹が出た日。

それが出た場所。

便が止まった日、ゆるかった日。

夜中に起きた日。

——一周期では分かりません。

三周期、必要です。

三か月分を並べると、だいたい見えてきます。

出る時期が、周期のどこに固まっているか。

場所が、毎回同じか。

皮膚より先に動いているものがあるか。

これが分かると、話が変わります。

「生理前はひどくなるんです」から、「排卵の二日後からお腹が止まって、その三日後に首が出ます」になる。

後者は、手が打てます。

ここに、薬を変えた時期も重ねてください。

ピルやホルモン剤を使い始めた時期と、症状が始まった時期が重なっている人がいます。

これは次回、正面から書きます。

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うちで見ているところ
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先に言っておきます。

これは、医学的に確立したアトピー治療の順番ではありません。

僕が現場で、何から見ているかという順番です。

一つ、その週の予定です。

余力が落ちる週に、いちばん予定を詰めている人がいます。

生理前にイライラして、勢いで予定を入れてしまう人もいます。

そこを一段ゆるめるだけで、落差が小さくなる人がいます。

二つ、お腹です。

生理前に止まるなら、その週の前から見ます。

出ていかないまま詰まっている状態で、皮膚の調子だけ良くなることは、まずありません。

三つ、夜です。

その週、何時に寝て、何回起きているか。

崩れる週に睡眠まで削れていると、修復する時間が足りません。

四つ、流すことです。

骨盤のあたり、腰、お腹の深いところ。

生理前に固まる人は、本当に固まります。

そこを動かして、血流とリンパの流れを戻していく。

うちの施術でやっているのは、ここです。

五つ、崩れたあとの日数です。

いちばん見ているのは、ここです。

崩れた日数ではなく、戻る日数。

先月は七日かかった。

今月は四日で戻った。

——これが、変わってきているサインです。

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体質は、一つの塊ではありません
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「生理前に崩れる体質だから」。

そう言われると、動かしようがないものに聞こえます。

でも、体質というのは一つの塊ではありません。

何に過敏なのか。

どの粘膜が弱いのか。

食べたものが、ちゃんと入って出ているのか。

夜に回復できているのか。

緊張が抜ける時間があるのか。

——分解すれば、変えられるところと、変えられないところに分かれます。

周期があること自体は、変えられません。

でも、その週に落ちる余力の量は、変えられます。

落差が小さくなれば、同じ周期でも崩れ方が変わります。

【周期は変えられない。そのときの体の条件は変えられる】

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「毎月、生理前の一週間だけ崩れる」。

「場所が毎回同じで、そこばかり繰り返している」。

「ホルモンバランスですねと言われて、それで終わっている」。

そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。

周期のどこで出るか、どこに出るか、便と夜の状態、薬を変えた時期。

そこから、何が先かを一緒に決めます。

必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。

アトピー整体で何をするのか、初回の流れと料金はこちらにまとめています。

https://motoyama-seitai.com/online

生理前の悪化は、気のせいではありません。

医学の側でも認識されています。

でも、「ホルモンのせい」で止まってしまうと、来月も同じ週に同じ場所が崩れます。

ホルモンは、崩す場所を選んでいません。

弱いところが、先に出ているだけです。

毎月一回、体がどこから崩れるかを教えてくれている週がある。

——そう思って見てみてください。

名古屋・本山整体サロン
吉川真介

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(本文で触れた資料)
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McSwiney E, et al. Impact of the menstrual cycle on exacerbations of atopic dermatitis: a systematic review.
Clinical and Experimental Dermatology. 2025.