2026.10.30
アトピーえ? 大豆って女性の味方じゃないの?|大豆イソフラボンの嘘とホント——エストロゲンの二面性 第2回/豆乳を飲んでも、女性ホルモンは増えません—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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え? 大豆って女性の味方じゃないの?|大豆イソフラボンの嘘とホント
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——エストロゲンの二面性 第2回/豆乳を飲んでも、女性ホルモンは増えません——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
大豆は身体にいい。
納豆は毎日食べた方がいい。
豆乳は女性ホルモンにいい。
日本では、もう常識のように言われています。
でも、本当にそうでしょうか。
大豆を積極的に摂るようになって、あなたの身体は良くなりましたか。
前回の記事を読んだ方から、こう送っていただきました。
「大豆イソフラボンの話を、ぜひ聞きたいです」
一人ではありませんでした。
だから、今回はここに答えます。
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先に、4つに答えます
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【大豆イソフラボンって、本当に身体にいいの?】
食品として食べる大豆は、日本人が長く食べてきたものです。
利益を示す研究もあります。
でも「身体にいい」と「足せば不調が治る」は、別の話です。
【毎日摂っても安全?】
納豆や豆腐を普通に食べるぶんは、心配するところではありません。
安全性が検討されたのは、濃縮したサプリメントを毎日上乗せする食べ方です。
【たくさん摂った方が効果があるの?】
いいえ。
国は、摂取量の目安として上限を示しています。
【納豆や豆乳を摂っているのに、サプリまで必要?】
ここが今日の本題です。
結論を先に言います。
必要かどうかの前に、確かめることがあります。
あなたの不調は、イソフラボンが足りないから起きているのか。
ここです。
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身体にいいなら、いくら摂ってもいい?
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日本の食品安全委員会は、大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限を示しています。
大豆イソフラボンアグリコンとして、70〜75mg/日。
これは、毎日の食事から摂る分を含めた、身体に入る総量の目安です。
そこに特定保健用食品で上乗せする分は、30mg/日までが目安とされています。
売り方を一律に縛る法律の数字ではありません。
安全を見るための、目安です。
身体にいいもの、という説明だけで済むなら、目安の上限を決める必要はありません。
ここは分けて読んでください。
検討されたのは、濃縮・強化された製品です。
長く食べてきた大豆食品そのものの安全性を問題にしたものではありません。
納豆をやめろという話では、まったくありません。
では、何が検討されたのか。
「濃縮して、毎日、長期間、上乗せで摂り続ける」という食べ方です。
食品として食べる大豆と、濃縮したものを毎日足し続けること。
国が上限を決めるとき、その二つを分けて考えました。
納豆を食べて、豆乳を飲んで、さらにイソフラボンのサプリ。
そこまで必要でしょうか。
【ちなみに、同じ「大豆」でも中身は別です】
実は、日本で使われる大豆の約3分の2は、油をとるためのものです。
豆腐や納豆として食べる大豆より、搾油向けの大豆の方が多い。
ただし、大豆油にはイソフラボンがほとんど残りません。
同じ大豆でも、何を食べているかで身体に入る成分はまったく違うんです。
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同じ「豆乳」で、8倍の差がありました
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豆乳は、いちばんよく聞かれます。
「毎日飲んでいいんですか」
「牛乳より身体にいいですよね」
答えの前に、数字を見てください。
国の評価で使われたデータでは、豆乳のイソフラボンは100gあたり平均で約25mg。
コップ1杯(200ml)で、およそ50mg。
納豆1パック(約45g)が、33mg前後。
豆乳1杯と、納豆1パック。
それだけで、目安の70〜75mgに届きます。
ここは、先に言っておきます。
納豆と豆乳を一緒に摂ると危ない、という話ではありません。
この数字は、毎日の大豆食品を制限するために作られたものではありません。
食品で一時的に超えることを問題にしたものでもありません。
国が心配したのは、濃縮したものを毎日上乗せし続けることでした。
本題は、別のところにあります。
いま出した豆乳の数字には、幅があります。
この数字は1998年の調査によるものです。
そのとき調べられた豆乳では、100gあたり7.6mgから59.4mgまで。
最大で、約8倍の差がありました。
いま売られている豆乳すべてにその差がある、とまでは言えません。
でも——
同じ棚に並んでいて、同じ「豆乳」と書いてあって、中身が大きく違う。
それは、起こりうることです。
そしてパックのどこにも書いてありません。
つまり——
自分がどれくらい摂っているか、本人にも分からない。
量を気にしているつもりで、計算できていないんです。
知らずに足していることと、分かって足していることは、別です。
【「牛乳より身体にいい」は、半分です】
豆乳と牛乳は、置き換えても同じものになりません。
無調整の豆乳のカルシウムは、牛乳よりかなり少ない。
身体にいいからと置き換えて、別のものが減っていることがあります。
それと、調製豆乳。
砂糖や油、塩を加えて、飲みやすくしたものです。
飲みやすいほうを選ぶのは、自然なことです。
ただ、毎日続けるなら、毎日何を足しているかは見ておいてください。
【「豆乳を飲むと、お腹が張るんです」】
これも、よく聞きます。
豆乳には、オリゴ糖や食物繊維が入っています。
腸の調子によっては、それが重く出ます。
身体にいいと言われているものが、その人には重い。
よくあることです。
そして、ここでも同じことが言えます。
身体にいいかどうかより、その身体が受け取れるかどうか。
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大豆を食べても、女性ホルモンは増えません
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ここが、いちばん大きな誤解です。
「豆乳を飲むと女性ホルモンが増える」。
これは、正確ではありません。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンではありません。
ホルモンに似た構造をした、植物の成分です。
似ているから、エストロゲンの受け皿(エストロゲン受容体)にくっつくことができます。
植物エストロゲンと呼ばれるのは、そのためです。
でも、くっつくことと、ホルモンが増えることは、まったく違う話です。
大豆を食べても、身体の中のエストロゲンそのものが増えるわけではありません。
ここからが面白いところです。
イソフラボンは受け皿にくっつきますが、本物のエストロゲンほど強くは働きません。
そして、くっついている間は、本物が座る席を塞ぎます。
つまり——
同じものを食べても、働く方向が一つに決まりません。
受け皿にも種類があります。
同じ受け皿でも、乳腺なのか、骨なのか、血管なのかで、出てくる結果が変わります。
身体のエストロゲンがどれくらいあるかも、そこに関わります。
だから「女性ホルモンにいい」の一言では、説明になりません。
場合によっては、邪魔をする側に回ることもあります。
前回の話に戻ります。
エストロゲンの問題は、多いか少ないかではありませんでした。
どこで、どのくらい、どんな環境で働いているか、でした。
ところが、豆乳やイソフラボンの話になると、物差しが一気に戻ります。
女性ホルモンが足りないから、似たものを足す。
更年期だから、補う。
——また「量」の話です。
僕が引っかかるのは、大豆そのものよりも、ここです。
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同じ豆乳を飲んでも、身体の中でできるものが違います
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大豆イソフラボンの中に、ダイゼインという成分があります。
これが腸に届くと、腸内細菌によって別の物質に変えられることがあります。
その物質の名前が、エクオールです。
もとのダイゼインよりも、エストロゲンの受け皿になじみやすいと考えられています。
ここで、面白いことがあります。
エクオールを作っているのは、あなたの細胞ではありません。
あなたの腸に住んでいる、別の生き物です。
自分の遺伝子に書かれていない働きを、借りて使っている。
——親からもらった体質の話ではありません。
あとから住み着いたものが、効き方を決めている。
そして、作れる人と作れない人がいます。
日本人では約5割、欧米人では約3割が作れるという報告が紹介されています。
数字は調査によってばらつきがあります。
それでも、はっきりしていることがあります。
作れない人が、確実にいる。
同じ豆乳を、同じ量だけ、同じ期間飲んだ二人がいて、一人は身体の中でエクオールができていて、もう一人はできていない。
それでも、世の中の情報は二人に同じことを勧めます。
「女性ホルモンにいいから飲みましょう」。
ここは、はっきり言わせてください。
作れない人がいることは、ずっと前から分かっています。
分かっていて、全員に同じ言葉で売られている。
そして効かなかった人は、こう思うんです。
「私のやり方が悪かったのかな」
「続け方が足りなかったのかな」
違います。
あなたの努力の問題ではありません。
大豆を食べることばかり考えていたら、結局、その大豆を処理する腸の話になってしまいました。
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エクオールのサプリ、本当に効くの?
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最近は、クリニックでもドラッグストアでも、エクオールをよく見かけます。
更年期にいい。
女性ホルモンをサポートする。
そう説明されると、飲んだほうがいいように感じますよね。
先に、ひとつはっきりさせておきます。
さっき「作れない人がいる」と書きました。
でも、それは「作れない人にサプリは効かない」という話ではありません。
逆です。
エクオールそのものを飲む製品なら、腸内細菌が作れないという問題を、一部は飛ばせます。
実際、作れない人を対象にした試験があります。
エクオールを作れない閉経後の日本人女性160人に、1日10mgを12週間。
ほてりと、首・肩のこりが軽くなったと報告されています。
ここまでは、ちゃんとある話です。
【5本のうち2本は、差が出ていません】
複数の試験をまとめた解析でも、ほてりの点数は下がっています。
ただ、まとめられた5本のうち2本では、はっきりした差が出ていません。
効果が確認されているのも、ほてりなど限られた症状です。
国内の報告でも、エクオールの位置づけは「一定の有効性が示唆されている」。
更年期の治療として保険で行われるのは、ホルモン補充療法・向精神薬・漢方です。
海外の資料では、植物エストロゲン全体について、更年期症状を緩和するとは明確に示されていないとされています。
ちなみに、その解析に名前を連ねている著者の一人は、サプリメントを作る側の人です。
だめだという話ではありません。
知っておくだけでいい。
【「くっつく」と「良くなる」は、同じではありません】
ここで、聞きたいことがあります。
エクオールが身体に入れば、誰でも同じように効くのでしょうか。
答えは、いいえ。
エクオールは、女性ホルモンそのものではありません。
女性ホルモンの受け皿に働きかける成分です。
そして受け皿には種類があり、身体の場所によって働き方が違います。
受け皿にくっつくこと。
身体が良くなること。
この二つは、同じではありません。
大切なのは、何を飲んだかだけではない。
その身体が、それにどう反応するか。
エクオールを作れないから、補う。
その考え方には、理屈があります。
でも、補ったからといって、すべての不調が改善するわけではありません。
ここで、順番を逆から考えてみてください。
エクオールが足りないから、不調になるのでしょうか。
それとも、エクオールが働きかける受け皿や、その周囲の身体の状態に問題があるのでしょうか。
そもそも、エクオールは誰にとっても必要な栄養素ではありません。
飲めばいい。
足せばいい。
それで解決するほど、女性ホルモンの働きは単純ではないんです。
だから僕は、サプリを飲む前に聞きたいんです。
何を改善するために飲むのですか。
そして——
飲んで、何が変わりましたか。
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僕も、足していた側でした
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名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
だから、足す側の気持ちは分かります。
身体にいいと言われたものを、試してきた側です。
それで、40年治りませんでした。
足すことばかり考えるのをやめたとき、やっと別のものが見えました。
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足し算では、釣り合いません
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ここで、大豆神話の本体を崩します。
神話の中身は、こうです。
「身体にいいものを足せば、身体は良くなる」。
これが、崩れます。
身体の中で起きていることは、足し算ではありません。
入れる量。
吸収して使える形にする力。
受け取る側の状態。
使い終わったあと、出していく力。
この四つの釣り合いで決まります。
どれだけ良いものを入れても、二番目が落ちていれば使える形になりません。
三番目が過敏になっていれば、入れたものに反応します。
四番目が詰まっていれば、たまっていきます。
足し算しか見ていないと、この釣り合いは一生とれない。
女性ホルモンにいいから豆乳。
腸にいいから納豆。
更年期にいいからイソフラボン。
——全部、一番目の話です。
足すより前に、処理できる身体かどうかを見る。
順番の問題です。
今、台所の棚に何本ありますか。
買ったけれど、途中でやめたものが。
そもそも、あなたの不調は、何かが足りないから起きているんでしょうか。
「身体にいいものを飲んだのに、お腹が重くなったんです」
そんな相談もあります。
身体にいいと言われるものでも、合わない人はいます。
身体が嫌がっているのに、健康のためだと無理に続ける。
それでは、本末転倒ではないでしょうか。
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ここだけは、線を引いておきます
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誤解されると困るので、はっきり書きます。
普通に食べる大豆で腸の粘膜が傷つく、病気になる——そこまで言える話ではありません。
大豆アレルギーがある方は別です。
その場合は腸の症状や炎症が起きることがあります。
甲状腺の薬を飲んでいる方は、大豆の量を大きく変えたときに主治医に伝えてください。
ヨウ素が足りている健康な人では、甲状腺の働きを乱すという証拠は乏しいとされています。
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そこまでして、何を改善したいのでしょうか
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大豆が悪いと言いたいわけではありません。
納豆も豆腐も、普通に食べればいい。
でも、女性ホルモンにいいからと豆乳を飲み、さらにイソフラボンのサプリまで足す。
そこまでして、何を改善したいのでしょうか。
大豆を増やしても変わらなかった不調。
毎月繰り返す肌荒れや頭痛。
更年期になってから続く不調。
それなら、そろそろ考え方を変えてみませんか。
身体にいいものを探す前に、なぜ自分の身体は不調を繰り返すのか。
僕が本当に向き合いたいのは、そこです。
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次回
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今回の話は、途中で腸に行き当たりました。
同じ量を飲んでも、腸で作られるものが違う。
ただ、エクオールが作れたら不調が良くなる、という単純な話でもありません。
腸は、効き方を左右する要因の一つです。
それでも、無視できない一つです。
次回は、そこを掘ります。
腸は、食べたものを吸収するだけの管ではありません。
免疫細胞の多くが集まっている場所で、ホルモンが出ていく経路にもなっています。
同じものを食べても、身体の中での働き方が違う。
その理由を、腸の側から見ていきます。
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「身体にいいと言われるものを、いくつも試してきた」
「でも、毎月同じ時期に、同じところが崩れる」
「サプリをやめると、元に戻る」
そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。
今飲んでいるもの、食べられている量、お腹の状態、症状が出る時期、夜の状態。
この順番で、何から見るかを一緒に決めます。
必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。
アトピー整体で何をするのか、初回の流れと料金はこちらにまとめています。
https://motoyama-seitai.com/online
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
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愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通1丁目23
アルファランドビルB1
本山整体サロン
#名古屋整体 #本山整体 #千種区整体 #名東区整体 #大豆イソフラボン #エクオール #女性ホルモン #エストロゲン #腸内環境 #更年期 #生理前 #体質改善 #本山整体サロン
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(本文で触れた資料)
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[1]大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限(アグリコンとして70〜75mg/日)、および特定保健用食品による上乗せ摂取の上限(30mg/日)。評価は濃縮・強化された食品を対象としたもので、大豆食品そのものの安全性を問題としたものではない。
食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/9gou/9gou_1_6.pdf
[2]錠剤・カプセル等で大豆イソフラボンを濃縮・強化した食品について、一日当たりの摂取目安量をアグリコンとして30mgを超えないよう設定する旨の整理。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001rk5r-att/2r9852000001rkk6.pdf
[3]エクオール産生者の割合(日本人で約5割、欧米人で約3割という報告の紹介)。
製品評価技術基盤機構(NITE)/Akaza et al. を引用
https://www.nite.go.jp/nbrc/mifup/note/view/59
[4]大豆イソフラボンと甲状腺機能。ヨウ素が充足した健常者では甲状腺機能への悪影響を示す証拠は乏しい。
Messina M, et al.(総説)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16571087/
[5]日本の大豆需要量の用途別内訳。食品用(豆腐・納豆・煮豆等)は約3割、油糧用(搾油向け)は約3分の2。年度により数値は変動する。
農林水産省「大豆をめぐる事情」(大豆のホームページに掲載)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/
[6]大豆油にイソフラボンはほとんど含まれず、脱脂した大豆かす(ミール)側に残る。イソフラボンは水に溶けやすい性質のため、搾油の工程で油側に移行しない。
Eldridge AC, J Agric Food Chem.(1974)ほか、脱脂大豆粉と粗油のイソフラボン含量を比較した分析報告
[7]エクオールと閉経後女性のほてり。無作為化比較試験のシステマティックレビュー・メタ解析。該当6件(779名)を抽出し、5件(728名)を統合。ほてりのスコア低下が有意と報告されている。ただし統合された5件のうち2件では有意な効果が示されていない。著者の一人はサプリメント製造企業に所属。
Daily JW, et al. J Med Food. 2019
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30592686/
[8]エクオールを産生できない閉経後日本人女性160名を対象に、S-エクオール10mg/日を12週間投与した二重盲検試験。ほてりおよび首・肩のこりの軽減が報告されている。
Aso T, et al. J Womens Health(Larchmt). 2012(本文[7]のメタ解析に含まれる試験の一つ)
[9]国内の整理。更年期障害の治療としてホルモン補充療法・向精神薬・漢方療法が保険診療に位置づけられ、補完代替医療のうちエクオールについては「一定の有効性が示唆されている」とされる。他の補完代替医療は十分な根拠が得られていないと整理されている。
厚生労働科学研究費補助金 研究報告書
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202509005A-buntan2_1.pdf
[10]海外の評価。植物エストロゲンやハーブなどの天然物が更年期症状を緩和するとは明確に示されていない。
厚生労働省eJIM(米国NCCIH情報の翻訳)
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c05/11.html
[11]大豆食品100gあたりの大豆イソフラボン含有量(アグリコン換算の平均値)。豆乳24.8mg、納豆73.5mg、豆腐20.3mg、きな粉266.2mg、大豆140.4mg、みそ49.7mg。豆乳は調査対象3件で7.6〜59.4mgの幅があり、最大約8倍の差。1998年の調査時点のデータであり、現在流通するすべての製品の差を示すものではない。出典は厚生科学研究(1998年)の調査研究で、食品安全委員会の評価に用いられたもの。
厚生労働省「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価に関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html
え? 大豆って女性の味方じゃないの?|大豆イソフラボンの嘘とホント
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——エストロゲンの二面性 第2回/豆乳を飲んでも、女性ホルモンは増えません——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
大豆は身体にいい。
納豆は毎日食べた方がいい。
豆乳は女性ホルモンにいい。
日本では、もう常識のように言われています。
でも、本当にそうでしょうか。
大豆を積極的に摂るようになって、あなたの身体は良くなりましたか。
前回の記事を読んだ方から、こう送っていただきました。
「大豆イソフラボンの話を、ぜひ聞きたいです」
一人ではありませんでした。
だから、今回はここに答えます。
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先に、4つに答えます
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【大豆イソフラボンって、本当に身体にいいの?】
食品として食べる大豆は、日本人が長く食べてきたものです。
利益を示す研究もあります。
でも「身体にいい」と「足せば不調が治る」は、別の話です。
【毎日摂っても安全?】
納豆や豆腐を普通に食べるぶんは、心配するところではありません。
安全性が検討されたのは、濃縮したサプリメントを毎日上乗せする食べ方です。
【たくさん摂った方が効果があるの?】
いいえ。
国は、摂取量の目安として上限を示しています。
【納豆や豆乳を摂っているのに、サプリまで必要?】
ここが今日の本題です。
結論を先に言います。
必要かどうかの前に、確かめることがあります。
あなたの不調は、イソフラボンが足りないから起きているのか。
ここです。
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身体にいいなら、いくら摂ってもいい?
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日本の食品安全委員会は、大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限を示しています。
大豆イソフラボンアグリコンとして、70〜75mg/日。
これは、毎日の食事から摂る分を含めた、身体に入る総量の目安です。
そこに特定保健用食品で上乗せする分は、30mg/日までが目安とされています。
売り方を一律に縛る法律の数字ではありません。
安全を見るための、目安です。
身体にいいもの、という説明だけで済むなら、目安の上限を決める必要はありません。
ここは分けて読んでください。
検討されたのは、濃縮・強化された製品です。
長く食べてきた大豆食品そのものの安全性を問題にしたものではありません。
納豆をやめろという話では、まったくありません。
では、何が検討されたのか。
「濃縮して、毎日、長期間、上乗せで摂り続ける」という食べ方です。
食品として食べる大豆と、濃縮したものを毎日足し続けること。
国が上限を決めるとき、その二つを分けて考えました。
納豆を食べて、豆乳を飲んで、さらにイソフラボンのサプリ。
そこまで必要でしょうか。
【ちなみに、同じ「大豆」でも中身は別です】
実は、日本で使われる大豆の約3分の2は、油をとるためのものです。
豆腐や納豆として食べる大豆より、搾油向けの大豆の方が多い。
ただし、大豆油にはイソフラボンがほとんど残りません。
同じ大豆でも、何を食べているかで身体に入る成分はまったく違うんです。
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同じ「豆乳」で、8倍の差がありました
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豆乳は、いちばんよく聞かれます。
「毎日飲んでいいんですか」
「牛乳より身体にいいですよね」
答えの前に、数字を見てください。
国の評価で使われたデータでは、豆乳のイソフラボンは100gあたり平均で約25mg。
コップ1杯(200ml)で、およそ50mg。
納豆1パック(約45g)が、33mg前後。
豆乳1杯と、納豆1パック。
それだけで、目安の70〜75mgに届きます。
ここは、先に言っておきます。
納豆と豆乳を一緒に摂ると危ない、という話ではありません。
この数字は、毎日の大豆食品を制限するために作られたものではありません。
食品で一時的に超えることを問題にしたものでもありません。
国が心配したのは、濃縮したものを毎日上乗せし続けることでした。
本題は、別のところにあります。
いま出した豆乳の数字には、幅があります。
この数字は1998年の調査によるものです。
そのとき調べられた豆乳では、100gあたり7.6mgから59.4mgまで。
最大で、約8倍の差がありました。
いま売られている豆乳すべてにその差がある、とまでは言えません。
でも——
同じ棚に並んでいて、同じ「豆乳」と書いてあって、中身が大きく違う。
それは、起こりうることです。
そしてパックのどこにも書いてありません。
つまり——
自分がどれくらい摂っているか、本人にも分からない。
量を気にしているつもりで、計算できていないんです。
知らずに足していることと、分かって足していることは、別です。
【「牛乳より身体にいい」は、半分です】
豆乳と牛乳は、置き換えても同じものになりません。
無調整の豆乳のカルシウムは、牛乳よりかなり少ない。
身体にいいからと置き換えて、別のものが減っていることがあります。
それと、調製豆乳。
砂糖や油、塩を加えて、飲みやすくしたものです。
飲みやすいほうを選ぶのは、自然なことです。
ただ、毎日続けるなら、毎日何を足しているかは見ておいてください。
【「豆乳を飲むと、お腹が張るんです」】
これも、よく聞きます。
豆乳には、オリゴ糖や食物繊維が入っています。
腸の調子によっては、それが重く出ます。
身体にいいと言われているものが、その人には重い。
よくあることです。
そして、ここでも同じことが言えます。
身体にいいかどうかより、その身体が受け取れるかどうか。
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大豆を食べても、女性ホルモンは増えません
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ここが、いちばん大きな誤解です。
「豆乳を飲むと女性ホルモンが増える」。
これは、正確ではありません。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンではありません。
ホルモンに似た構造をした、植物の成分です。
似ているから、エストロゲンの受け皿(エストロゲン受容体)にくっつくことができます。
植物エストロゲンと呼ばれるのは、そのためです。
でも、くっつくことと、ホルモンが増えることは、まったく違う話です。
大豆を食べても、身体の中のエストロゲンそのものが増えるわけではありません。
ここからが面白いところです。
イソフラボンは受け皿にくっつきますが、本物のエストロゲンほど強くは働きません。
そして、くっついている間は、本物が座る席を塞ぎます。
つまり——
同じものを食べても、働く方向が一つに決まりません。
受け皿にも種類があります。
同じ受け皿でも、乳腺なのか、骨なのか、血管なのかで、出てくる結果が変わります。
身体のエストロゲンがどれくらいあるかも、そこに関わります。
だから「女性ホルモンにいい」の一言では、説明になりません。
場合によっては、邪魔をする側に回ることもあります。
前回の話に戻ります。
エストロゲンの問題は、多いか少ないかではありませんでした。
どこで、どのくらい、どんな環境で働いているか、でした。
ところが、豆乳やイソフラボンの話になると、物差しが一気に戻ります。
女性ホルモンが足りないから、似たものを足す。
更年期だから、補う。
——また「量」の話です。
僕が引っかかるのは、大豆そのものよりも、ここです。
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同じ豆乳を飲んでも、身体の中でできるものが違います
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大豆イソフラボンの中に、ダイゼインという成分があります。
これが腸に届くと、腸内細菌によって別の物質に変えられることがあります。
その物質の名前が、エクオールです。
もとのダイゼインよりも、エストロゲンの受け皿になじみやすいと考えられています。
ここで、面白いことがあります。
エクオールを作っているのは、あなたの細胞ではありません。
あなたの腸に住んでいる、別の生き物です。
自分の遺伝子に書かれていない働きを、借りて使っている。
——親からもらった体質の話ではありません。
あとから住み着いたものが、効き方を決めている。
そして、作れる人と作れない人がいます。
日本人では約5割、欧米人では約3割が作れるという報告が紹介されています。
数字は調査によってばらつきがあります。
それでも、はっきりしていることがあります。
作れない人が、確実にいる。
同じ豆乳を、同じ量だけ、同じ期間飲んだ二人がいて、一人は身体の中でエクオールができていて、もう一人はできていない。
それでも、世の中の情報は二人に同じことを勧めます。
「女性ホルモンにいいから飲みましょう」。
ここは、はっきり言わせてください。
作れない人がいることは、ずっと前から分かっています。
分かっていて、全員に同じ言葉で売られている。
そして効かなかった人は、こう思うんです。
「私のやり方が悪かったのかな」
「続け方が足りなかったのかな」
違います。
あなたの努力の問題ではありません。
大豆を食べることばかり考えていたら、結局、その大豆を処理する腸の話になってしまいました。
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エクオールのサプリ、本当に効くの?
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最近は、クリニックでもドラッグストアでも、エクオールをよく見かけます。
更年期にいい。
女性ホルモンをサポートする。
そう説明されると、飲んだほうがいいように感じますよね。
先に、ひとつはっきりさせておきます。
さっき「作れない人がいる」と書きました。
でも、それは「作れない人にサプリは効かない」という話ではありません。
逆です。
エクオールそのものを飲む製品なら、腸内細菌が作れないという問題を、一部は飛ばせます。
実際、作れない人を対象にした試験があります。
エクオールを作れない閉経後の日本人女性160人に、1日10mgを12週間。
ほてりと、首・肩のこりが軽くなったと報告されています。
ここまでは、ちゃんとある話です。
【5本のうち2本は、差が出ていません】
複数の試験をまとめた解析でも、ほてりの点数は下がっています。
ただ、まとめられた5本のうち2本では、はっきりした差が出ていません。
効果が確認されているのも、ほてりなど限られた症状です。
国内の報告でも、エクオールの位置づけは「一定の有効性が示唆されている」。
更年期の治療として保険で行われるのは、ホルモン補充療法・向精神薬・漢方です。
海外の資料では、植物エストロゲン全体について、更年期症状を緩和するとは明確に示されていないとされています。
ちなみに、その解析に名前を連ねている著者の一人は、サプリメントを作る側の人です。
だめだという話ではありません。
知っておくだけでいい。
【「くっつく」と「良くなる」は、同じではありません】
ここで、聞きたいことがあります。
エクオールが身体に入れば、誰でも同じように効くのでしょうか。
答えは、いいえ。
エクオールは、女性ホルモンそのものではありません。
女性ホルモンの受け皿に働きかける成分です。
そして受け皿には種類があり、身体の場所によって働き方が違います。
受け皿にくっつくこと。
身体が良くなること。
この二つは、同じではありません。
大切なのは、何を飲んだかだけではない。
その身体が、それにどう反応するか。
エクオールを作れないから、補う。
その考え方には、理屈があります。
でも、補ったからといって、すべての不調が改善するわけではありません。
ここで、順番を逆から考えてみてください。
エクオールが足りないから、不調になるのでしょうか。
それとも、エクオールが働きかける受け皿や、その周囲の身体の状態に問題があるのでしょうか。
そもそも、エクオールは誰にとっても必要な栄養素ではありません。
飲めばいい。
足せばいい。
それで解決するほど、女性ホルモンの働きは単純ではないんです。
だから僕は、サプリを飲む前に聞きたいんです。
何を改善するために飲むのですか。
そして——
飲んで、何が変わりましたか。
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僕も、足していた側でした
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名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
だから、足す側の気持ちは分かります。
身体にいいと言われたものを、試してきた側です。
それで、40年治りませんでした。
足すことばかり考えるのをやめたとき、やっと別のものが見えました。
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足し算では、釣り合いません
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ここで、大豆神話の本体を崩します。
神話の中身は、こうです。
「身体にいいものを足せば、身体は良くなる」。
これが、崩れます。
身体の中で起きていることは、足し算ではありません。
入れる量。
吸収して使える形にする力。
受け取る側の状態。
使い終わったあと、出していく力。
この四つの釣り合いで決まります。
どれだけ良いものを入れても、二番目が落ちていれば使える形になりません。
三番目が過敏になっていれば、入れたものに反応します。
四番目が詰まっていれば、たまっていきます。
足し算しか見ていないと、この釣り合いは一生とれない。
女性ホルモンにいいから豆乳。
腸にいいから納豆。
更年期にいいからイソフラボン。
——全部、一番目の話です。
足すより前に、処理できる身体かどうかを見る。
順番の問題です。
今、台所の棚に何本ありますか。
買ったけれど、途中でやめたものが。
そもそも、あなたの不調は、何かが足りないから起きているんでしょうか。
「身体にいいものを飲んだのに、お腹が重くなったんです」
そんな相談もあります。
身体にいいと言われるものでも、合わない人はいます。
身体が嫌がっているのに、健康のためだと無理に続ける。
それでは、本末転倒ではないでしょうか。
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ここだけは、線を引いておきます
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誤解されると困るので、はっきり書きます。
普通に食べる大豆で腸の粘膜が傷つく、病気になる——そこまで言える話ではありません。
大豆アレルギーがある方は別です。
その場合は腸の症状や炎症が起きることがあります。
甲状腺の薬を飲んでいる方は、大豆の量を大きく変えたときに主治医に伝えてください。
ヨウ素が足りている健康な人では、甲状腺の働きを乱すという証拠は乏しいとされています。
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そこまでして、何を改善したいのでしょうか
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大豆が悪いと言いたいわけではありません。
納豆も豆腐も、普通に食べればいい。
でも、女性ホルモンにいいからと豆乳を飲み、さらにイソフラボンのサプリまで足す。
そこまでして、何を改善したいのでしょうか。
大豆を増やしても変わらなかった不調。
毎月繰り返す肌荒れや頭痛。
更年期になってから続く不調。
それなら、そろそろ考え方を変えてみませんか。
身体にいいものを探す前に、なぜ自分の身体は不調を繰り返すのか。
僕が本当に向き合いたいのは、そこです。
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次回
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今回の話は、途中で腸に行き当たりました。
同じ量を飲んでも、腸で作られるものが違う。
ただ、エクオールが作れたら不調が良くなる、という単純な話でもありません。
腸は、効き方を左右する要因の一つです。
それでも、無視できない一つです。
次回は、そこを掘ります。
腸は、食べたものを吸収するだけの管ではありません。
免疫細胞の多くが集まっている場所で、ホルモンが出ていく経路にもなっています。
同じものを食べても、身体の中での働き方が違う。
その理由を、腸の側から見ていきます。
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「身体にいいと言われるものを、いくつも試してきた」
「でも、毎月同じ時期に、同じところが崩れる」
「サプリをやめると、元に戻る」
そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。
今飲んでいるもの、食べられている量、お腹の状態、症状が出る時期、夜の状態。
この順番で、何から見るかを一緒に決めます。
必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。
アトピー整体で何をするのか、初回の流れと料金はこちらにまとめています。
https://motoyama-seitai.com/online
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
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愛知県名古屋市千種区本山
東山線 本山駅から徒歩1分
〒464-0819
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本山整体サロン
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(本文で触れた資料)
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[1]大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限(アグリコンとして70〜75mg/日)、および特定保健用食品による上乗せ摂取の上限(30mg/日)。評価は濃縮・強化された食品を対象としたもので、大豆食品そのものの安全性を問題としたものではない。
食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/9gou/9gou_1_6.pdf
[2]錠剤・カプセル等で大豆イソフラボンを濃縮・強化した食品について、一日当たりの摂取目安量をアグリコンとして30mgを超えないよう設定する旨の整理。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001rk5r-att/2r9852000001rkk6.pdf
[3]エクオール産生者の割合(日本人で約5割、欧米人で約3割という報告の紹介)。
製品評価技術基盤機構(NITE)/Akaza et al. を引用
https://www.nite.go.jp/nbrc/mifup/note/view/59
[4]大豆イソフラボンと甲状腺機能。ヨウ素が充足した健常者では甲状腺機能への悪影響を示す証拠は乏しい。
Messina M, et al.(総説)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16571087/
[5]日本の大豆需要量の用途別内訳。食品用(豆腐・納豆・煮豆等)は約3割、油糧用(搾油向け)は約3分の2。年度により数値は変動する。
農林水産省「大豆をめぐる事情」(大豆のホームページに掲載)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/
[6]大豆油にイソフラボンはほとんど含まれず、脱脂した大豆かす(ミール)側に残る。イソフラボンは水に溶けやすい性質のため、搾油の工程で油側に移行しない。
Eldridge AC, J Agric Food Chem.(1974)ほか、脱脂大豆粉と粗油のイソフラボン含量を比較した分析報告
[7]エクオールと閉経後女性のほてり。無作為化比較試験のシステマティックレビュー・メタ解析。該当6件(779名)を抽出し、5件(728名)を統合。ほてりのスコア低下が有意と報告されている。ただし統合された5件のうち2件では有意な効果が示されていない。著者の一人はサプリメント製造企業に所属。
Daily JW, et al. J Med Food. 2019
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30592686/
[8]エクオールを産生できない閉経後日本人女性160名を対象に、S-エクオール10mg/日を12週間投与した二重盲検試験。ほてりおよび首・肩のこりの軽減が報告されている。
Aso T, et al. J Womens Health(Larchmt). 2012(本文[7]のメタ解析に含まれる試験の一つ)
[9]国内の整理。更年期障害の治療としてホルモン補充療法・向精神薬・漢方療法が保険診療に位置づけられ、補完代替医療のうちエクオールについては「一定の有効性が示唆されている」とされる。他の補完代替医療は十分な根拠が得られていないと整理されている。
厚生労働科学研究費補助金 研究報告書
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202509005A-buntan2_1.pdf
[10]海外の評価。植物エストロゲンやハーブなどの天然物が更年期症状を緩和するとは明確に示されていない。
厚生労働省eJIM(米国NCCIH情報の翻訳)
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c05/11.html
[11]大豆食品100gあたりの大豆イソフラボン含有量(アグリコン換算の平均値)。豆乳24.8mg、納豆73.5mg、豆腐20.3mg、きな粉266.2mg、大豆140.4mg、みそ49.7mg。豆乳は調査対象3件で7.6〜59.4mgの幅があり、最大約8倍の差。1998年の調査時点のデータであり、現在流通するすべての製品の差を示すものではない。出典は厚生科学研究(1998年)の調査研究で、食品安全委員会の評価に用いられたもの。
厚生労働省「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価に関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html

