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2026.08.14

アトピー

腸の中にいるのは、細菌だけではありません|カンジダ・寄生虫とアレルギーの話 ——腸内環境=腸内細菌だと思っていた人へ—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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腸の中にいるのは、細菌だけではありません|カンジダ・寄生虫とアレルギーの話
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——腸内環境=腸内細菌だと思っていた人へ——

名古屋・本山整体サロン 吉川真介

前回、腸内細菌が作る毒素の話を書きました。

菌は、ただそこにいるだけではない。

物質を作って、人の細胞に作用している。

——そういう話でした。

前回はコチラをタップ

今日は、その続きです。

腸の中にいるのは、細菌だけではありません。

カビがいます。

ウイルスもいます。

そして、場合によっては寄生虫もいます。

名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。

僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。

今日は、少し反転する話をします。

——「悪いものを殺せばいい」という記事ではありません。

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腸には、カビもいます
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まず、カンジダです。

名前は、聞いたことがあると思います。

カンジダは、もともと人の体にいる真菌、つまりカビの仲間です。

口の中。

腸の中。

皮膚。

——ごく普通に、住んでいます。

これは、異常ではありません。

【ここが、面白いところです】

カンジダは、人の免疫を刺激します。

そして、その刺激の主役がIL-17という物質です。

研究では、カンジダはヒトの抗真菌免疫(Th17という仕組み)の主要な誘導因子とされています。

つまり——

カビがいるから、体はそれに対応する免疫を持てている。

そういう面が、あります。

【逆に、この仕組みが弱いとどうなるか】

IL-17に関わる免疫の働きが生まれつき弱い人がいます。

そういう方では、口や皮膚にカンジダの感染をくり返すことが知られています。

——つまり、この免疫はカンジダを抑えるために働いています。

だからカンジダは、「いる=異常」ではありません。

問題になるのは、そこではありません。

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問題は、いることではありません
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ここが、今日の芯です。

カンジダは、いてもいいんです。

寄生虫だって、「いる=即、病気」ではありません。

問題は、こちらが耐えられる状態なのか。

——ここです。

【耐えられているとき】

腸の粘膜が、丈夫で。

消化が、できていて。

排泄も、できていて。

免疫が、過剰に反応していない。

——このとき、多少の菌やカビがいても、共存できます。

いるだけで、病気になるわけではありません。

【耐えられなくなったとき】

でも、こうなると変わります。

粘膜が、荒れている。

消化が、できていない。

腸の中の顔ぶれが、崩れている。

免疫が、過敏になっている。

——そこへ、増えた菌や、カビや、代謝物や、未消化のものが重なる。

このとき、同じものが刺激に変わります。

僕が見ているのは、ここです。

【だから、条件を見ます】

普段は静かにしているものが、条件が変われば増えます。

抗生物質を使ったあと。

甘いものが多い生活が続いたあと。

蒸れやすい場所。

粘膜が、荒れているとき。

——そういうときに、バランスが崩れます。

【アトピーの話に、つなげます】

ここは、はっきり書いておきます。

「アトピーの原因はカンジダです」。

——僕は、そうは言いません。

そこまで単純な話ではありません。

でも、こうも言えます。

腸の中の真菌と、免疫と、腸のバリア。

——ここが関わっていることは、研究でも扱われています。

そして、腸の免疫細胞が皮膚の炎症に関わるという話も、研究されています。

腸と皮膚は、別々の話ではありません。

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そして、寄生虫の話です
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ここからが、今日の反転です。

「寄生虫なんて、いまの日本にいるの?」

——そう思う方が多いと思います。

でも、こういう数字があります。

2024年の食中毒の統計で、原因としていちばん件数が多かったのは、アニサキスでした。

ノロウイルスより、多かったんです。

【なぜ、日本で多いのか】

理由は、はっきりしています。

——生の魚を食べる文化があるからです。

刺身。

寿司。

しめさば。

そして最近は、ジビエもあります。

猪。

鹿。

——加熱が甘ければ、リスクはゼロにはなりません。

これは、日本人の食文化の裏側です。

僕は、刺身を食べるなとは言いません。

僕も、食べます。

ただ、「日本にはもういない」と思っているなら、そこは違います。

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ただし、寄生虫=悪、でもありません
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ここが、いちばん面白いところです。

昔から、こういう指摘があります。

寄生虫の感染が多い地域では、アレルギーや自己免疫の病気が少ない傾向がある。

——逆に、衛生的になった国ほど、アレルギーが増えている。

これが、いわゆる衛生仮説と呼ばれるものです。

【なぜ、そうなるのか】

寄生虫は、体の中で長く生き延びる必要があります。

そのために、宿主の免疫を抑える方向へ働きかける仕組みを持っています。

免疫の暴走にブレーキをかける細胞を、増やす方向へ動かす。

——そういう研究があります。

つまり、こういうことです。

人間の免疫は、微生物や寄生虫と長くつき合いながら育ってきた。

その相手が、急にいなくなった。

——その結果、ブレーキの効きが変わったのではないか。

【誤解しないでください】

だからといって、「寄生虫を飼えばアレルギーが治る」という話ではありません。

そこは、絶対に違います。

アニサキスは、実際に激しい腹痛を起こします。

寄生虫によっては、深刻な病気になります。

そして治療も、必要です。

僕が言いたいのは、そこではありません。

だから僕は、こう考えません。

「寄生虫は悪い」。

「カンジダは悪い」。

「菌は、減らせ」。

——病気は、微生物の存在だけでは決まりません。

微生物側の強さと、宿主側の弱さ。

——その掛け算です。

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無菌になることが、健康ではありません
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ここが、今日いちばん伝えたいことです。

僕たちは、こう思いがちです。

菌は、汚い。

カビは、悪い。

寄生虫なんて、論外。

——だから、全部なくせばいい。

でも、体はそうできていません。

人間は、細菌と、真菌と、ウイルスと、寄生虫と、ずっと一緒に生きてきました。

免疫は、その相手がいる前提で育ってきた仕組みです。

だから、こう考えたほうがいいと思っています。

問題は、「いること」そのものではありません。

どれだけ、いるのか。

どこに、いるのか。

何を、作っているのか。

そして、こちらの粘膜と免疫が、どう反応しているのか。

——ここです。

【殺菌すればいい、という記事ではありません】

何でも除菌すればいい。

——僕は、そう思っていません。

必要なものまで削ると、別のバランスが崩れます。

抗生物質を使ったあとに、お腹の調子が長く戻らない。

——経験のある方は、分かると思います。

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皮膚だけを見ていると、これが全部抜けます
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ここで、アトピーの話に戻ります。

皮膚に、炎症が出ている。

だから、皮膚を診る。

炎症を、抑える。

——それは、必要な治療です。

そこを否定するつもりは、まったくありません。

でも、アトピーの方を見ていると、僕はいつもこう思います。

皮膚だけが弱いのではありません。

外から入ってくるものに対して、体全体が過剰に反応しやすくなっている。

——そして、その最前線の一つが腸です。

毎日、食べ物が入ってきます。

菌がいます。

カビもいます。

代謝物も、できます。

——そこを、粘膜と免疫が24時間さばいています。

そこが崩れている人に、乳酸菌を足せばいい。

発酵食品を食べればいい。

——僕は、そんな単純な話だと思っていません。

なぜ、その皮膚が炎症しやすい状態になっているのか。

そこは、皮膚を見ているだけでは分かりません。

——ここを見ないまま、皮膚の炎症だけを何年も抑え続ける。

それで終わっていいのか、と僕は思っています。

【僕の立場を、はっきり書いておきます】

「アトピーの原因はカンジダ」。

「寄生虫を追い出せば治る」。

——こういう話は、しません。

でも、逆も言いません。

「腸内環境も関係している可能性があります」。

——この言い方も、しません。

弱すぎるからです。

腸のバリア、微生物、免疫。

——ここが密接に関わっていることは、いまの研究でかなり示されています。

アレルギーを考えるときに、そこを外すほうが不自然です。

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では、何でも除菌すればいいのか
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もちろん、違います。

そして、ここから次回の話になります。

腸内環境を整えると聞くと、たいていこうなります。

乳酸菌を、足す。

発酵食品を、増やす。

サプリを、追加する。

——足す方向ばかりです。

でも、僕は逆から考えることがあります。

その前に、減らすものはないですか。

——次回は、「何を足すか」ではなく「何を減らすか」の話をします。

腸が耐えられなくなっているなら、まず刺激を減らす。

増えすぎているものを、減らす。

邪魔しているものを、減らす。

そして、粘膜が立て直せる余地をつくる。

僕が言うデトックスは、ここです。

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僕が見ているのは、皮膚だけではありません。

眠れているか。

食べられているか。

消化できているか。

受け取れているか。

出せているか。

そして、腸の粘膜と免疫が、いまどれだけ耐えられる状態なのか。

——そこまで見ます。

名古屋・本山・千種区の本山整体サロンでは、そこを一緒に整理していきます。

「腸にいいものを足しているのに、変わらない」。

「皮膚だけ追いかけて、何年も過ぎた」。

そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。

いまの症状、食べているもの、お腹の状態、眠れているか。

どこで止まっているのかを、一緒に見ていきます。

必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。

健康とは、無菌になることではありません。

問題は、菌がいることではありません。

微生物側の負荷が、増える。

こちらの粘膜と免疫は、弱っている。

その二つが重なったとき——

それまで共存できていたものが、炎症の刺激になることがあります。

僕は、そこを見ています。

名古屋・本山整体サロン
吉川真介

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