2026.09.22
アトピーそのアトピー、本当に「重症化」だけですか|強い薬で抑えても、また広がる人へ ——腸内感染シリーズ①—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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そのアトピー、本当に「重症化」だけですか|薬を強くしても、また広がる人へ
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——ステロイドが効いた。だからアトピーだった。その判断、ちょっと待ってください——
腸内感染シリーズ①
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
最初は、ひじの内側だけだった。
それが、首に出るようになった。
顔にも広がった。
背中にも。
今まで使っていたステロイドでは、抑えきれない。
そこで、薬のランクを上げる。
すると、きれいに引いた。
よかった。
——と思ったのも、束の間。
また出てきた。
今度は、もっと広い範囲に。
さらに強い薬に変える。
また引く。
また出る。
そのうち、新しい注射の薬や、飲み薬の話も出てくる。
ここで、一つ聞きたいんです。
それ、本当にアトピーが重症化しているだけなんでしょうか。
名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
今日は、ちょっと違う角度から話をします。
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ステロイドが効いたから、アトピーとは限らない
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これ、意外と知られていません。
たとえば、白癬。
いわゆる水虫の原因になるカビです。
水虫というと足の指を想像しますが、体にも出ます。
しかも、湿疹そっくりになることがあります。
ここにステロイドを塗ると、どうなるか。
赤みやかゆみが、一時的に引くことがあるんです。
でも、カビがいなくなったわけではありません。
むしろ、感染が広がってしまうこともある。
もう一つ。
疥癬。
ヒゼンダニという小さなダニが、皮膚に寄生する病気です。
これも、アトピーや湿疹と間違われることがあります。
ステロイドで炎症を抑えると、見た目が変わって、かえって発見が遅れることがある。
つまり——
【薬が効いたことと、原因が正しかったことは、別です】
もちろん、アトピーそのものが悪化して、薬を強くする必要がある人もいます。
ただ、「強い薬が必要になった」という事実だけで、全部を説明していいんでしょうか。
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僕が引っかかるのは「急に変わった人」
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僕は、生後2ヶ月から40年、アトピーでした。
治療家としても、長年アトピーの方を診てきました。
だから、アトピーがどんなふうに悪くなるのか、ある程度、肌感覚があります。
もちろん、人によって違います。
でも、ときどきいるんです。
「ん? 何かおかしいぞ」
と思う人が。
ずっと同じ場所に出ていたのに、突然、全身に広がった。
季節の変わり目でもない。
生活も、そこまで変わっていない。
なのに、急激に悪くなった。
しかも、今まで効いていた薬が効きにくい。
そんなとき、僕は皮膚以外にも目を向けます。
何か別のものが、炎症に加わっていないか。
感染症かもしれない。
接触アレルギーかもしれない。
薬の影響かもしれない。
そして僕が特に気にしているのが、腸です。
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皮膚が荒れている人のお腹は、どうなっている?
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アトピーの方に、お腹の調子を聞くと、こんな話が出てきます。
「昔から便秘です」。
「ガスが多いです」。
「食べるとお腹が張ります」。
「便秘と下痢を繰り返します」。
本人は、皮膚と関係ないと思っている。
だから、皮膚科では話していない。
でも僕は、ここを無視したくないんです。
腸には、膨大な数の細菌が住んでいます。
それだけではありません。
真菌。
カンジダ。
そして、寄生虫。
こうした微生物と、人間の免疫は、毎日やり取りをしています。
腸は、単なる食べ物の通り道ではありません。
体の中でも、免疫と微生物がいちばん激しく接触している場所です。
ただ、ここは勘違いしないでください。
カンジダがいるからアトピーになる。
寄生虫がいるからアトピーになる。
そんな単純な話ではありません。
気になるのは、そこじゃない。
なぜ、その人の腸では問題が起きているのか。
そして——
何年も胃薬を飲んでいる人。
何度も抗生物質を使ってきた人。
ずっとお腹が不安定な人。
この背景を、皮膚の問題と切り離して考える必要が、あるでしょうか。
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「検査で異常なし」の前に、何を調べましたか
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ここも、大事なところです。
「病院で調べても、何もありませんでした」。
そう言われる方がいます。
でも、よく聞いてみると——
血液検査はした。
アレルギー検査もした。
でも、便の検査はしていない。
寄生虫を疑った検査もしていない。
皮膚の真菌の検査もしていない。
もちろん、全員にそうした検査が必要なわけではありません。
症状や経過から、必要性を判断するものです。
ただ。
【調べていないことと、調べて否定されたことは、まったく違います】
ここを、ごちゃ混ぜにしたくないんです。
実際、アトピーだと思っていたら別の皮膚の病気が混ざっていた、ということはあります。
そして腸の症状が強い人なら、腸の病気そのものを考える必要がある場合もあります。
皮膚と腸の症状が同時にあるからといって、同じ原因とは限りません。
それでも、両方を見ておく価値はあります。
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強く抑える前に、考えたいこと
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誤解してほしくないのですが、僕はステロイドも、新しいアトピーの薬も否定していません。
炎症がひどいときは、まず抑えることが大切です。
眠れないほどかゆい。
皮膚が割れて痛い。
全身が真っ赤になっている。
そんな状態で、薬を使うなとは言いません。
ただ、炎症を抑えることと、炎症が続く理由を探すこと。
これは、同時に考えていいはずです。
薬を強くしても、また広がる。
以前と明らかに、出方が違う。
皮膚だけでなく、お腹の調子もずっと悪い。
そんな人には、いったん立ち止まって考えてほしいんです。
本当に、アトピーだけなのか。
感染が、紛れていないか。
薬や生活環境の変化は、ないか。
腸では、何が起きているのか。
ひとつだけ、先に言っておきます。
ネットで見つけた駆虫薬や抗菌サプリを、自己判断で大量に使うのはやめてください。
原因が違えば、対処も違います。
急激な悪化、膿、発熱があるときは、先に医療機関で確認してください。
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皮膚だけを見ていると、見落とすものがある
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アトピーは、皮膚に症状が出ます。
でも、皮膚だけで体のすべてが分かるわけではありません。
僕がアトピーの方を診るとき、こういうことも聞きます。
いつから悪くなったのか。
何が変わったのか。
薬は、どう変わってきたのか。
食事は。
便通は。
お腹は、張らないか。
皮膚に塗るものだけを変えても、話が進まない人がいるからです。
今回、伝えたかったのはこれです。
「薬が効かなくなった=アトピーが重症化した」。
そう決めつけるのは、まだ早い。
もしかしたら、別の問題が重なっているかもしれません。
その可能性を、一度は考えてみてほしいんです。
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「強い薬でも、抑えきれなくなってきた」。
「今まで出なかった場所に広がった」。
「皮膚と一緒に、お腹もずっとおかしい」。
そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。
いつから、どこに、薬がどう変わってきたか。そして、お腹の状態。
そこから、何が先かを一緒に決めます。
必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。
細菌。
カンジダ。
寄生虫。
名前を聞いただけで、退治したくなるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
本当に問題なのは、そこに何がいるかだけなんでしょうか。
なぜ、そこで増えたのか。
なぜ、その人だけ症状が出るのか。
知りたいのは、そっちです。
次回は、腸の中の住人たちの話をします。
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
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