2026.10.13
アトピー③女性の薄毛・抜け毛は、髪だけの問題ではありません|産後・更年期・ピルとホルモンの関係 —髪は、体が足りなくなったときに、いちばん先に削られる場所です—— 名古屋・本山整体サロン 吉川真介

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女性の薄毛・抜け毛は、髪だけの問題ではありません|産後・更年期・ピルとホルモンの関係
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——髪は、体が足りなくなったときに、いちばん先に削られる場所です——
名古屋・本山整体サロン 吉川真介
最初に気づくのは、たぶん排水口です。
洗ったあと、指に絡む量が増えている。
枕にも落ちている。
ブラシに毎回つく。
そして、ある日。
分け目の地肌が、前より見えている気がする。
髪を結んだとき、ゴムが一周多く回る。
——気のせいだと思いたい。
でも、たぶん気のせいじゃありません。
名古屋市名東区・千種区で、アトピーや慢性不調の方を診続けて15年以上。
僕自身も、生まれてすぐから40年、アトピーでした。
抜け毛の相談は、アトピーの方からも、そうでない方からも、本当によく受けます。
そして、だいたい最初にこう言われています。
「女性ホルモンが減ってるからね」。
——それで終わっている人が、多すぎます。
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まず、髪はずっと伸び続けているわけじゃありません
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ここを知らないと、全部誤解します。
一本の毛には、寿命があります。
伸びる期間。
伸びるのをやめる期間。
抜けるのを待っている期間。
この三つを、ぐるぐる回っています。
伸びる期間は、数年あります。
そのあと、成長を止めて、抜け落ちる。
そして同じ穴から、また新しい毛が生えてくる。
大事なのは、ここです。
頭の毛は、一本ずつ別のスケジュールで回っています。
だから、普段は一気に抜けません。
毎日少しずつ、入れ替わっているだけです。
——では、どういうときに「一気に」抜けるのか。
スケジュールが、そろってしまったときです。
何かの出来事で、たくさんの毛が同時に「伸びるのをやめる」側へ押し出される。
すると、その二、三か月後に、まとめて落ちてきます。
ここ、覚えておいてください。
【抜け始めたのは今日でも、原因は二、三か月前にあることがあります】
今日の抜け毛を見て、今日のシャンプーを疑っても、たどり着きません。
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産後の抜け毛は、妊娠中に抜けなかった分の清算です
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ここ、意外に知られていません。
妊娠中、エストロゲンは高い状態が続きます。
そのあいだ、毛は伸びる期間に留まりやすくなります。
つまり、抜けるはずだった毛が、抜けずに残っている。
妊娠中に「髪が増えた」「ツヤが出た」と感じた人がいるのは、これです。
そして出産。
エストロゲンは、一気に下がります。
留まっていた毛が、いっせいに次の段階へ進む。
その二、三か月後に、まとめて落ちてきます。
——だから、産後の抜け毛は、髪が作れなくなったから起きるのではありません。
残っていた分の清算です。
ここが分かると、少し安心できると思います。
多くの場合、半年から一年くらいで落ち着いていきます。
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でも、戻らない人がいます
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ここからが現場の話です。
清算が終わったら、新しい毛を作る段階に入ります。
問題は、その材料と時間があるかどうかです。
産後の体で、何が起きているか。
夜、まとまって眠れていない。
食事が、立ったまま五分で終わる。
授乳で、栄養を持っていかれている。
鉄が、出産で大きく減っている。
胃腸が落ちて、食べても入っていかない。
——この状態で、新しい毛を作る順番が回ってくると思いますか。
体は、優先順位をつけます。
心臓、脳、呼吸。
ここは絶対に削れません。
髪は、生きるのに必要な器官ではありません。
だから、足りないときには後回しにされます。
【髪が戻らないのは、ホルモンが戻っていないからではなく、材料と時間が戻っていないからのことがあります】
産後一年経っても戻らない人を見ていると、ほとんどここです。
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更年期は、減った話だけでは終わりません
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更年期に入ると、分け目が目立ってきた、という相談が増えます。
これも「エストロゲンが減ったから」で説明されがちです。
半分は合っています。
でも、もう半分が抜けています。
女性の体にも、男性ホルモン側の物質があります。
量は少ないですが、ちゃんとあります。
エストロゲンが減ってくると、その影響が相対的に出やすくなるとされています。
ここで登場するのが、DHTです。
テストステロンが、5α還元酵素という酵素によって変換されたもの。
この物質が毛包に作用すると、毛が伸びる期間が短くなっていきます。
一回ごとに、少し細く、少し短く生えてくる。
——完全に抜け落ちるのではなく、毛が「小さくなっていく」んです。
だから、女性の薄毛はこういう形になります。
分け目が、だんだん広がる。
頭頂部の地肌が、光で透ける。
でも、前の生え際は比較的残る。
男性のように、はっきり禿げ上がる形になる人は少ないとされています。
ここは正直に書きます。
女性の薄毛を、男性ホルモンだけで説明しようとすると、無理が出ます。
研究の側でも、女性の場合はアンドロゲンの関与だけでは説明しきれないと書かれています。
遺伝、年齢、栄養、全身の状態。
——いくつも重なって起きています。
だから、ホルモンの数値を一回測って終わる話ではないんです。
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ピルやホルモン剤を変えたあとに抜けた人へ
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これも、現場でよく聞きます。
ピルを変えた。
ピルをやめた。
子宮の治療でホルモン剤を使い始めた。
——その数か月後から、抜け毛が増えた。
ホルモン環境が大きく動けば、毛のスケジュールもそろいやすくなります。
ここで厄介なのが、時間差です。
変えた直後には、何も起きません。
抜けてくるのは、二、三か月後です。
だから本人は、薬と結びつけません。
「季節の変わり目かな」「ストレスかな」で終わる。
——ここが、照らし合わせないと見つからない部分です。
やってほしいのは、これだけです。
薬を変えた月を、カレンダーに書く。
抜け毛が増えた月も、書く。
その二つの間隔を見る。
【薬を変えた月と、抜けはじめた月。二、三か月ずれて並んでいませんか】
もし重なっているなら、自己判断でやめるのではなく、処方した先生に伝えてください。
その薬には、それを使っている理由があります。
やめ方にも注意が必要なものがあります。
責めるためではなく、情報として伝える。それだけで十分です。
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ホルモンの前に、ここを飛ばさないでください
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ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
「女性の抜け毛=女性ホルモン」で納得してしまうと、調べるべきものが調べられないまま終わります。
毛が一斉に休む側へ押し出される原因は、ホルモンだけではありません。
鉄が足りない。
甲状腺の働きが落ちている、または上がりすぎている。
急激に体重を落とした。
糖質やタンパクを極端に減らした。
高熱が出た。
手術を受けた。
大きな出来事があって、数か月眠れなかった。
——どれでも起きます。
そして、どれも、二、三か月遅れて出てきます。
特に女性は、鉄です。
生理があるだけで、毎月出ていきます。
出産で、大きく持っていかれます。
胃腸が落ちていれば、食べても入っていきません。
ここで一つ、はっきり言っておきます。
「貧血じゃないから大丈夫」と言われた人は、もう一歩だけ確認してください。
血の濃さが正常でも、貯金が空のことがあります。
その貯金のほうを見る項目があります。
——「ホルモンのせい」にしていたら、鉄が空っぽだった人を、僕は何人も見ています。
甲状腺も同じです。
疲れやすい、寒がりになった、むくむ、体重が増えた。
あるいは、汗が増えた、動悸がする、やせてきた。
こういうものが一緒にあるなら、調べる価値があります。
髪の相談で来て、別の答えが出ることは、わりとあります。
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本数は、数えなくていいです
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抜けた毛を数えている人がいます。
やめたほうがいいです。
一日に抜ける本数は、もともと幅があります。
洗った日と洗わない日で変わります。
数えても、心が削れるだけです。
見るのは、三つです。
一つ、分け目の幅。
二つ、結んだときの束の太さ。
三つ、頭頂部の地肌が、光で透けるかどうか。
そして、写真です。
同じ場所、同じ時間、同じ明るさで撮ってください。
三か月ごとで十分です。
毎日の鏡では、分かりません。
【今日の抜け毛ではなく、三か月前の写真と比べてください】
それと、もう一つ。
生えてきている毛を見てください。
分け目の際に、短くて細い毛が立ち上がってきているなら、作る動きは残っています。
そこが、いちばん大事な情報です。
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頭皮に湿疹やかゆみがある人へ
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アトピーの方に多い相談です。
掻いていると、毛は切れます。
炎症が続いている頭皮では、育ちも悪くなります。
ただ、「掻いたせい」で終わらせないでください。
頭皮は、血流の末端です。
首と肩が固まっている人は、そこから上が滞ります。
そして頭皮は、体の中でも皮膚が薄く、動きにくい場所です。
おでこや後頭部を指で動かしてみてください。
動かない人がいます。
張り付いたようになっている。
その状態で、毛を作る工場に材料が届くかどうか。
——僕はそこを見ています。
かゆみを抑えることは必要です。
でも、抑えている間に、届く条件のほうを変えておく。
その二つは、別の仕事です。
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うちで見ているところ
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先に言っておきます。
これは、医学的に確立した薄毛治療の順番ではありません。
僕が現場で、何から見ているかという順番です。
一つ、入っているかどうか。
タンパクと鉄が、食事で入っているか。
そして、胃腸がそれを受け取れているか。
食べていても、入っていない人がいます。
二つ、夜です。
髪は、余ったエネルギーで作られます。
眠れていない体に、余りはありません。
三つ、首と後頭部です。
ここが固まったままだと、上まで届きません。
頭皮の動き、呼吸の深さ、肩の高さ。
うちの施術でやっているのは、ここです。
四つ、時間軸です。
毛は、すぐには変わりません。
伸びる期間が数年ある器官です。
今日変えたことが見えるのは、数か月後です。
だから、三か月単位で見ます。
【髪は、いちばん結果が遅く出る場所です。だから、いちばん先に手をつける価値があります】
④男性の薄毛はコチラ
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「産後から抜け毛が止まらない」。
「更年期に入って、分け目が目立ってきた」。
「ピルを変えてから、髪が細くなった気がする」。
そう感じている方は、LINEで【土台チェック】と送ってください。
いつから抜け始めたか、その二、三か月前に何があったか、食べられている量、夜の状態。
そこから、何が先かを一緒に決めます。
必要な方には、初回限定6,900円で、アトピー整体の初回相談・施術もご案内しています。
髪は、生きるために必要な器官ではありません。
だから体は、足りなくなったときに、髪から削ります。
抜け毛が増えたということは——
体が「ここは後回しでいい」と判断したということです。
それは、髪の問題ではありません。
判断の前提になっている、体の条件の問題です。
女性ホルモンが減ったから、で終わらせないでください。
鉄も、甲状腺も、眠れた時間も、食べられた量も、全部その判断に入っています。
そして、そこは変えられます。
名古屋・本山整体サロン
吉川真介
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